話題のCM女優・小宮山莉渚が語る、仕事への想い「自分の夢に気づいた」
綾野剛、舘ひろしが初共演を果たした映画『ヤクザと家族 The Family』が1月29日に全国公開となりました。本作は第43回日本アカデミー賞で主要3冠に輝いた『新聞記者』の制作スタッフが再度集まり、現代ヤクザの実像を3つの時代とともに描く壮大なエンターテインメントとなっています。 ⇒【画像】小宮山莉渚さん 本作には、綾野剛の娘役・工藤彩として、新進女優の小宮山莉渚さん(15)が出演。三井不動産レジデンシャルやソフトバンクの『ドラえもん』シリーズ(しずか役)など、多くのCMで活躍してきましたが、映画は初挑戦。ベテラン勢を前に、堂々たる演技を披露しています。 もともとは実姉のすすめで芸能活動を始めたという小宮山さんは、現在、中学3年生。本作の撮影に参加したことで、早くも社会人としての自覚が生まれ、女優を仕事にしていくことを決心したそうです。今回は仕事への想いや夢に迫りました。
何もかも初めてだった撮影現場
――初めての映画出演だそうですが、撮影はどうでしたか? 小宮山莉渚(以下、小宮山):本当に何もわからないまま現場に入ったので、最初はものすごく緊張していました。一番年下だったので、大人の方々が優しく接してくださり、みなさんのおかげですごく楽しく撮影することができました。 ――初めての映画の現場で驚いたことは何ですか? 小宮山:俳優部、照明部と、部でわかれていることにまずびっくりしました。そのくらい、映画の現場のことを何も知らなかったので。 ――演じた工藤彩というキャラクターは、どう役作りしたのでしょうか? 小宮山:役作りの方法もわからなかったので、藤井道人監督から「いくつか映画を観てください」とアドバイスをいただきました。それを観て、自分なりにどういうふうにすればいいのか考えて、彩ちゃんと一緒に作っていきました。『デイアンドナイト』や『トイレのピエタ』などを観ましたが、今まで自分が出会ったことがないタイプの映画ばかりで、新しい発見が多くて楽しかったです。