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月に1回だけ現れる“幻のキッチンカー” 利益度外視、家族総出で営業するワケは 「子どもたちに笑顔を届けたい」

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中京テレビNEWS

 月にわずか1回だけ現れる“幻のキッチンカー”。家族総出で営業するワケとは?  7月12日の日曜日。愛知県扶桑町のとある民家に行ってみると、多くの人が訪れていました。

 みなさんのお目当ては、サンドイッチを販売する“キッチンカー”。  扶桑町に住む近藤さん一家は、月に1回だけこの場所で出店しているんです。

 調理師として働く父・大輔さんが調理を担当し、妻の良美さんはレジ周りや接客。長男の将冴さん(高校1年生)と二男の智哉さん(中学2年生)、三男で末っ子の優多くん(小学6年生)が、それを手伝います。

 メインの「とりハムサンド」は、余分なものを入れずに砂糖と塩だけで味付け。小さな子どもでも食べやすいようにという、こだわりなんだそうです。

 一方、良美さんのおすすめは…。 「やっぱり小倉ですかね」(良美さん)  たまご、ハム、小倉がセットになった3種サンドのうちの「小倉サンド」は、将冴さんが提案したもの。

「デザート系を考えようということになって、はちみつとか、いろいろあったんですけど、原価が高くなっちゃうので」(長男・将冴さん)  家族でアイデアを出し合い、和気あいあいと営業しています。

 お客さんからの評判はどうなのでしょうか? 「以前にも買いに来たんですけど、とてもおいしかったのでまた来ました」 「(子どもたちが)お手伝いをしていて、えらいですね」(来店客)

 近藤さん一家のキッチンカーには、あるこだわりがあります。 「もうけようと思って、やってないですね。利益は、そんなに考えてないですね」(大輔さん) 「何とかなる!」(良美さん)  営業は月に1回だけですが、キッチンカーの維持費に毎月約3万円がかかります。  材料費なども考えると、利益はほとんどないといいます。

 どうしてそこまでして、キッチンカーの営業を始めたのでしょうか。 「僕が考えて、というのが始まりですね。子ども食堂をやりたい。子どもたちが集まってくれて、喜んでいる顔を見られたら、うれしい」(大輔さん)  キッチンカーを始めたのは、大輔さんのたっての希望でした。  テレビのニュースで子ども食堂の存在を知り、“おいしいごはんで子どもたちに笑顔を届けたい”と感じたのだそうです。

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