「銚子灯台コーラ」を自宅でも シロップボトル8月販売 こだわりの見た目再現 青い炭酸水も売り出し
銚子市内でカップに注いで販売されているクラフトコーラ「銚子灯台コーラ」を家庭でも楽しんでもらおうと、共同開発し販売する市内2社がシロップボトルを完成させた。8月中に販売を始める。希釈用に青い炭酸水も売り出し、銚子の大自然を表現したこだわりの見た目も再現してもらう。 同コーラはクラフトビールを手掛ける「チョウシ・チアーズ」(佐久間快枝社長)とハーブガーデンを運営する「浜鈴総芸」(鈴木浩之社長)が開発し、2020年から店頭販売している。オーガニックのスパイスや市内産の発酵調味料ひしおを使用。シロップの茶色と炭酸水の青色の2層状態にした見た目は銚子の広大な空と海、大地をイメージしている。 シロップボトルも両社が共同開発。「家族に飲んでほしい」や「土産にしたい」といった購入者らの要望もあり製品化した。1瓶200ミリリットル、税込み2千円。3~5倍程度で割るのがお勧めという。県外会社に製造委託する。
青い炭酸水は1瓶340ミリリットル、税込み350円。無農薬栽培の植物バタフライピーが使われる。生産地のラオス支援のため炭酸水を扱う県外男性の協力を得て、銚子仕様のラベルで販売する。 一般販売に向け、両社はシロップを返礼品に贈るクラウドファンディングを7月31日まで行っている。8月中に両社の店舗やコンビニなどで販売を始める予定という。製品化記念のセレモニーで両社は「銚子灯台コーラを通して銚子を元気にしたい」と意気込んでいた。