おとなしくなった? 立ち位置迷う藤田ニコル「私はなめられてる」
シモの話もする、友だちのような母
学生時代はいじめに似た経験もしたというが、まだ大きな挫折は経験していない。 「よく周りから『ハッピーオーラ出てるよ』って言われて。私自身、出した覚えはないのにそう言われるのは、ラッキーだなって思います。私、本当は明るくないですもん」
「実際、根暗で淡々としてるタイプ。お母さんの“破天荒”な姿を見すぎて、真逆になったんですよね。うちのお母さん、ヤバイくらい明るくて、楽しい人なんですよ。だって私の元彼と一緒にパチンコ行ったりするんですよ。そういう性格が、羨ましくもあるんですけど」 最近は、遅れてきた反抗期で、やっと母と言い合いができるようになった、と笑う。 「ストレスは全部お母さんにぶつけてます。サンドバッグみたいに(笑)。反抗期ですよ。LINEで喧嘩する時も、私は『は?』とか冷たいけど、お母さんは長文でわぁっと自分の意見を言って、でも『愛してるよ』って最後に付けてくる。正直な気持ちを言いながら、ちゃんと愛情表現をする。ずるいなって思います(笑)。私は、そういうの言えないタイプなんで」 母は友だちのような存在になった。 「お母さんも恋愛ではいっぱい失敗してるから、なんでも相談できます。何を話しても漏れないし(笑)。シモの話もしますよ、お互いに。何も隠さずに言ってくるんで、こっちも話すみたいな。普通はしないですよね、家族とそういう話は」 あまりマスコミに露出しない母は、「最終兵器」でもある。 「まだ表に出さないようにしてるんですよ。本当に面白いんで、いつかは出てもらいたいけど。お母さんを出すのは、自分が消えかかった時かな、っていうくらい強烈です」
結婚願望は年々薄れている
男性の好みは、「自分の仕事を責任持ってやっている人」。恋愛対象年齢は、40歳くらいまで。では、オジサンだと思うのは何歳から? 「50歳以上かな。いや、努力をしなくなった人かな。努力をして魅力を保っている人はいますもんね。オジサンにはオジサンの良さもあるかな」 年々、結婚願望が薄れているという。最近の恋愛については、明言を避けた。実情を知っているのは、「お母さん」だけなのだろう。