メッツ監督、千賀滉大は「健康であれば誰にも負けない」も…先発起用は明言避ける
メッツのカルロス・メンドサ監督(45)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。来季3年目を迎える千賀滉大投手(31)について言及した。 千賀は1年目こそ12勝を挙げる活躍を見せたものの、今年は右肩や左ふくらはぎの故障でレギュラーシーズン登板は1試合のみ。ポストシーズンで復帰し、3試合に登板した。 「千賀をエースと見ているか」と問われたメンドサ監督は「彼はチームにとって大きな存在だ。昨年は彼がエースだったと話した。この1年はほとんど彼を見ることができなかった」と話した上で、「我々の目標は彼を健康にすることで、今はオフシーズンのプログラムをこなしているところだ。そして、彼が健康であれば、そこにいる誰にも負けない」と復活に期待した。 千賀とのコミュニケーションの必要性に関する問いには「私は彼のこと、投げるボールのこと、舞台裏を知ることができた。彼が7回のマウンドに出たいとき、出続けたいときのことを知りたい。そういう会話を彼としたい。それが次のステップだと思うし、そうなることを願っている」とコメント。一方で、千賀は先発の役割で成功できると思うか、と問われると「まだ正式に決まったわけではないので、ここでコメントするのは難しい。繰り返しになるが、彼は肉体的に可能性を感じている選手であり、野球に取り組み、懸命に働く選手だ」と話すにとどめた。