柄本明×藤原季節『海の見える理髪店』制作決定 演出は森ガキ侑大、脚本は安達奈緒子
スペシャルドラマ『海の見える理髪店』が、NHK BS8Kにて3月に放送されることが発表された。 【写真】『海の見える理髪店』出演の藤原季節ら 本作は、作家・荻原浩の同名小説を『おかえりモネ』(NHK総合)の安達奈緒子が脚色した人間ドラマ。海辺の小さな町の理髪店を舞台に、老店主と若い客の1時間あまりの静かで熱い邂逅を描く。『さんかく窓の外側は夜』などの森ガキ侑大監督が演出を担当する。 老店主を柄本明、若い客を藤原季節が演じるほか、眞島秀和と水野美紀の出演も決定している。 コメント ●柄本明 藤原季節くんという45歳も年齢の違う若者と、がっぷり組んで芝居をさせてもらいます。それも彼の髪を切りながら、まるで淀みなくセリフを話すわけですから、新年早々かなりの挑戦です。その上、若返らなければならないシーンもあるので、正月で少しゆるんだ体をキッチリ絞っていきましょう。 ●藤原季節 一人の青年が理髪店で髪の毛を切るお話です。鏡に映る自分の心も、髪の毛を切る人の心もわからない。それでも「海の見える理髪店」にはきっと大切な何かがあると信じたい。会って言葉を交わすことが大切なんだと信じてみたい。こんなに素晴らしいチームでドラマが作れるチャンスなんて二度とない。僕はただ黙ってその世界に立って、柄本明さんと同じ空気を吸えたらと思います。
リアルサウンド編集部