重度障害者の木村英子氏、れいわ新選組から参院選出馬(全文1)政治に参加して戦っていこう
選挙戦での選挙活動では演説するのか
スポーツ報知:スポーツ報知の【ヒグチ 00:13:51】と申します。まず患ってられる病名は何かというのをお聞きしたいというのと、あと実際、選挙戦での選挙活動、演説とかされるのかどうかをお伺いしたい、ご本人にお伺いしたいということと、山本さんにお伺いしたいんですけれども、もし当選した場合、参院の国会の中に入るスペースというか、席とかが今の段階だとあまりないのかなと思うんですけれども、そういったところとかも変えていくおつもりはあるのかということをお伺いしたいんですけれども。あと、すいません。あともう1点。全国比例とかで出るのか選挙区で出るのか、どこから出るのかというのも併せてお願いします。 木村:どっちから。 山本:じゃあ先に。 木村:私は生後8カ月のときに歩行器ごと玄関へ落ちて、首の骨を損傷してしまっての障害と、それから小さいときからということもあるので脳性まひも持っております。演説をするかっていう質問なんですけれど、私も初めてでちょっと分からないので、太郎さんのほうからいいですか。 山本:はい。はいとか言って、すいません。ありがとうございます。今、ご心配いただいたのが、もし重度障害の方が国会の中に入られた場合、国会の受け入れ体制っていうものがそもそもできていないじゃないかってことですね。例えば議席、座るところってことを考えてみても、車椅子が入るっていうような造りにはなっていない。それだけじゃなくて、例えば介助者が入らなければならないとかっていうことは現在、許されてませんね。どうしてですかってことなんですよ。おかしくないですかってことなんです。700人以上、国会議員がいながら、どうして当事者が1人も入ってないんですかってことなんです。これが全てです。これが全てです。 木村英子さんご自身は、これまでも院内交渉とか省庁に対する交渉っていう場でも私、ご一緒したことあるんですけども、かなり攻めの姿勢で理路整然と、官僚たちとやり合うという方なんですよ。そういうような、当事者でありながらそういう自分たちの仲間、発語ができない方だったりいろんな方々の代弁をなさってる方だということで、私はぜひ一緒にやりたいとずっと何年も前から思ってたっていう部分があります。 【書き起こし】重度障害者の木村英子氏、れいわ新選組から参院選出馬 全文2に続く