広島・菊池涼介選手「練習が上達の近道」球児の質問、丁寧に回答 岐阜・高山市でトークショー
プロ野球広島東洋カープで活躍する菊池涼介選手のトークショーが、岐阜県高山市昭和町の市民文化会館で開かれた。地元の球児らと触れ合ったほか、「練習することが上達の一番の近道」とアドバイスを送った。 太平システムソリューションズ(同市)主催。中京学院大(中津川市)出身の菊池選手は、2012年にドラフト2位でカープに入団。守備のスペシャリストとして知られ、13年から10年連続でゴールデングラブ賞を受賞している。17年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や19年の世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の国際大会「プレミア12」で日本代表に選出。21年の東京オリンピックでは金メダル獲得に貢献している。 兄の影響で小学2年の時に野球を始めたという菊池選手は、大学時代までの思い出を振り返りながら「自分がどういう選手になりたいかイメージすること。その選手に近づけるよう考えて練習することが大事」とアドバイス。会場に詰めかけた球児からの守備に関する質問に、「自分に合った捕球の体勢を練習で見つけることが大切」などと一つ一つ丁寧に答えていた。また会場内を歩いたり、舞台上で球児らと触れ合う一幕もあった。 (平田成範)
岐阜新聞社