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野菜ドライブスルーで3密回避 岡山の青果物店、利用者に好評

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山陽新聞デジタル

 ドライブスルー方式で野菜や果物を販売する青果物店が岡山市内に登場している。新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ売り上げを少しでも確保しようとの狙いで、利用者からも「3密」を避けられると好評という。  市中央卸売市場内にある「米澤青果」(同市南区市場)は5月に導入。キャベツやトマト、バナナ、ゴーヤといった野菜や果物を日替わりでセットにした詰め合わせ(3千円と5千円の2種類)を予約販売する。  客は店舗前に車を横付けし、従業員がトランクに荷を積み込んだ後、車の窓越しに精算する。利用した女性(64)=同市北区=は「3密を避けて買い物できるので安心」。  同社は新型コロナによる外出自粛や営業自粛を受け、3月下旬以降の売り上げが仲卸部門を含めて3割減に。米澤一社長は「商品の廃棄ロスも抑えられる」と説明する。  鹿児島市に本社がある仲卸業「フレッシュ青果」の岡山営業所(岡山市南区大福)も、売り上げの半分を占める外食産業の営業自粛のあおりを受け、4月下旬に一般向けにスタートした。  岡山県産「コシヒカリ」と約20種類の青果をセットにし5千円で予約販売。ほかにも果物のセット(千円)などを扱い、リピーターも増えているという。東小薗隼人所長は「コロナで販路が減って困っている生産者の支援にもなる」とする。  感染拡大の第2波への警戒が続く中、両社は「当面は以前ほどの売り上げ回復は見込めない。感染予防策としてもドライブスルー方式での販売を続けていく」としている。

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