サンダー（左）はSGAやドート、ウルブズ(右)はゴベア、エドワーズなど５選手を今年のワールドカップに送り込んでいる。(C)Getty Images

　８月25日についに開幕するFIBAワールドカップ（以下W杯）。32か国が参加する４年に１度のバスケットボールの祭典で頂点に立つのはどのチームなのか。 【動画】アメリカが逆転勝利を収めたドイツとのテストマッチ・ハイライト 　今大会はギリシャのヤニス・アデトクンボ（ミルウォーキー・バックス）やセルビアのニコラ・ヨキッチ、カナダのジャマール・マレー（ともにデンバー・ナゲッツ）、リトアニアのドマンタス・サボニス（サクラメント・キングス）といったスタープレーヤーが参加を見送ったが、それでも多くのNBA選手が参戦する。 　ここでは、NBA各チームのW杯出場選手たちを順にまとめた。（チーム名は略称） ■５人 サンダー：シェイ・ギルジャス・アレキサンダー＆ルージェンツ・ドート／カナダ、ジョシュ・ギディー＆ジャック・ホワイト／オーストラリア、ダービス・ベルターンス／ラトビア ウルブズ：アンソニー・エドワーズ（アメリカ）、カール・アンソニー・タウンズ（ドミニカ共和国）ルディ・ゴベア（フランス）、カイル・アンダーソン（中国）、ニキール・アレキサンダー・ウォーカー（カナダ） マジック：パオロ・バンケロ（アメリカ）、フランツ・ヴァグナー＆モリッツ・ヴァグナー（ドイツ）、ジョー・イングルズ（オーストラリア）、ゴガ・ビタッゼ（ジョージア） ジャズ：ラウリー・マルッカネン（フィンランド）、ジョーダン・クラークソン（フィリピン）、ケリー・オリニク（カナダ）、ウォーカー・ケスラー（アメリカ）、シモーネ・フォンテッキオ（イタリア） 　 　今大会に５人の選手を送り込んだのはサンダー、ウルブズ、マジック、ジャズの４チーム。カナダのギルジャス・アレキサンダー＆ドート、オーストラリアのギディー、ラトビアのベルターンスは、代表チームでも多大な活躍が期待される。 　ウルブズは弱冠22歳にしてアメリカ代表のエースを務めるエドワーズ、フランスの守護神ゴベアに加え、タウンズは10年ぶりにドミニカ代表に復帰、曾祖父が中国人のアンダーソンは７月に帰化し、同国の代表入り。中国名はLi Kaierとなっている。 ■４人 マーベリックス：ルカ・ドンチッチ（スロベニア）、ドワイト・パウエル（カナダ）、ジョシュ・グリーン＆ダンテ・エクサム（オーストラリア） ニックス：ジェイレン・ブランソン＆ジョシュ・ハート（アメリカ）、RJ・バレット（カナダ）、エバン・フォーニエ（フランス） 　マブズはエースのドンチッチに加え、経験豊富なビッグマンのパウエル、若手のグリーンと元ドラフト上位指名のエクサムが各国の代表入り。ニックスのブランソンとハートは昨季途中にチームメイトになったが、両者は大学（ビラノバ大）でも共闘しており、今回、代表でも一緒にプレーすることになった。