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悠木碧、「プリキュア」オーディションで全キャラ挑戦も「ちょっとやりすぎたかな…」<インタビュー>

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プリキュアシリーズ17作目「ヒーリングっど・プリキュア」(毎週日曜朝8:30-9:00)が、テレビ朝日系にて放送中。 【写真を見る】悠木碧×キュアグレース!全身ショット公開 「動物」と「癒やし」をモチーフに、地球を“お手当て”するためプリキュアたちが奮闘する姿を描く今作。地球を癒やし“お手当て”してきた秘密の世界「ヒーリングガーデン」が、地球をむしばみ病気にしようとする「ビョーゲンズ」の襲撃に合い、地球がピンチに陥る。 このピンチを救うため、逃げ延びた3人の“地球のお医者さん見習い”であるヒーリングアニマルたちが、特別な力を持った“ヒーリングガーデンの王女”・ラテと共に、パートナーを探しに地球にやって来る。 その後、ラテらと出会った、花寺のどか(CV:悠木碧)、沢泉ちゆ(CV:依田菜津)、平光ひなた(CV:河野ひより)の普通の女の子3人が、プリキュアに変身しビョーゲンズに立ち向かっていく…という物語が描かれる。 今回、キュアグレースこと花寺のどかを演じる悠木碧にインタビューを実施。作品の見どころや「プリキュア」シリーズの魅力などを語ってもらった。 ※「ヒーリングっど・プリキュア」の「・」は、ハートマーク(スミヌリハート)が正しい表記 ■ (キュア)スパークルを受けたとき…笑いが起きた? ――今作について、初めてのアフレコやオーディションのときの様子はいかがでしたか? 実は、オーディションの時に全キャラを受けていました。 その中で「自分とシンクロするキャラクターってどの子かな?」って思ったときに、そんなに思い当たる節はなく…。 ただ、声優の仕事の良さって、自分にシンクロしていなくても役にトライできるというところだと思っていて、その意味では、(キュア)グレースちゃんが一番挑戦だったかなと思います。 (キュア)スパークルを受けたときは、なんとなく後ろのガラスの向こうのブースから、若干笑われているような空気を感じていて、「ちょっとやりすぎたかな…」と一瞬思いました(笑)。 私は、オーディションの現場で言われた指示になるべくタイトに答えられるようにしたいので、事前にあまり作り込まないことが重要だと思っていて、今回も心掛けていました。 もちろん、台本をしっかり読み込んで行きますが、私たちが紙から得られる情報は限られるので、現場の皆さんが思っているものにより近づけるためには、その場の声を聞くことが一番です。 そのためにも、作り込まないよう意識しているのですが、実際は気になっちゃうんですよね…(笑)。だから「考えない、考えない!」って言い聞かせながら当日を迎えました。 テープの段階では、録音してくれたマネジャーも「悠木さんがプリキュアになったところ見たいです!」と私がプリキュアになることを楽しみにしてくれて、いわばマネジャーは、私のヒーリングアニマルなんですけど(笑)、彼女が褒めながら録ってくれたのは助かりました。 また、私にできる(キュア)グレースの良さを出してあげたいなと思ったので、その試行錯誤が楽しかった記憶があります。基本オーディションは大好きなので、楽しかったですし、やりがいがありました。 ――ということは、オーディションで手ごたえを感じたということですか? 手ごたえがあったというか、やり切ったなみたいな感じでした。スタッフさんもみんなを平等にするためか、オーディション中は反応をあえてあまりしないようにしていたと思うんです。 ただ、スパークルで若干笑いがでたのは、「おや?」と思いまいしたけど(笑)。でも私は、努めて冷静にできたかなと思っていました。なので合格をいただいた時には、「ちゃんと響いていたんだ、良かった」という安心感と、読み込んでいく間にキャラクターのことも好きになりますから、それが伝わっていて良かったという感じです。 ■ “誰かのためにやる”ことが“今すぐできること” ――今作の見どころはどういった部分でしょうか? 私がこの作品をすごくいいなって思っているのは、“今は元気だけど昔は体が弱かった心根が優しいのどか”も、“理性的でなんでもできて自分に厳しいちゆ”も、“自分で自分の幸せを生み出して元気にいられるひなた”も、どのキャラクターも“誰かのためにやる”ことが“今すぐできること”なんですよ。 誰かのことを思いやることも、何かのために愛情を掛けることも、準備がなくてもどの立場でも今すぐできること。それがいろいろなキャラクターの視点から描かれているのがいいなと思っています。 最終回でスタプリさん(スター☆トゥインクルプリキュア)にお邪魔した時に、プリキュアの力ではなく、自分の力でララに会いに行くっていう終わり方に夢を見たくなったし、力強い希望の力をもらいました。 他のプリキュアシリーズも「夢と希望」というのが強く出ていたと思うのですが、今回のヒープリ(ヒーリングっど・プリキュア)は、まろやかな感じです(笑)。 夢を叶えることは今すぐにできることではないけど、ヒープリの子たちのやることは、この番組を見た後にすぐできる、そんな身近に感じていただけるところが魅力です。 アニメを見た後に、「今日誰かに1回いいことしよ」「ちょっと優しくしよ」って思える内容がきちんと詰め込まれています。 ――プリキュアが身近な存在になることが魅力とは、具体的にはどういう部分ですか? 今回は“地球をお手当て”なので、お子さんたちの身近なすてきなものを見つけよう、大事にしようという地球の中のものがテーマになっています。 今回“地球”という身近なものになったのは、スタプリさんが宇宙に出ていってという宇宙の話だったり、今までいろいろと外枠を広げていたので改めて「近くの美しいものを見よう、それを守ろう」というのが根底に作られています。私は、その話を聞いて「なるほどな!」って思ったんです。 今年はオリンピックイヤーでいろんな人が日本に来て、最初はスポーツをテーマにしたプリキュアになるのかなとか、勝手に想像してたんですけど(笑)。特別なタイミングで、いろいろな人が日本に来るからこそ、すぐにできる思いやりって必要になってくると思います。 そういう大切なことを気付かせてくれる内容だからこそ、この先の未来を担う子どもたちが「こんな風に育ってくれたらいいな」という思いがたくさん詰まっていると思います。 ■ チームに恵まれているなと感じている ――悠木さんが演じる花寺のどかというキャラクターの魅力や第一印象を聞かせてください。 最初にオーディションの原稿で見たのどかちゃんの印象は、みんなが好きな女の子象。穏やかで、優しくて、明るくて誰とでも仲良くなれて、いいところがたくさん詰まった子で、ちょっと、どんくさい所もすごく人間らしくて愛おしく感じました。 そんな中で、優等生すぎて近寄りがたくならないバランスを取りたいなって思っていました。せっかくみんなと仲良くなっていくキャラクターなので親近感を持てるように、この子の泥臭い部分を見つけてあげたいっていう気持ちがありました。 でも、私が初めに想定していたよりも、実際は熱血的な子でした。穏やかだけど、とても心根が熱いんです。やるって決めたときの根性が半端なくて、他人には柔らかい子だけど自分への負けず嫌い感、それが見えたときにこの子の人間らしい部分が一つ見つけられたと思いました。 ――アフレコで大変な部分はありましたか? 私は、本当にチームに恵まれているなと感じているので、今は全く大変なことはないのかなと思います。 以前からお世話になっている加隈(亜衣)さん(ラビリン役)は、他の現場で私のお芝居を好きって言ってくれて、すごくうれしかったことを今でも覚えています。 そんなに絡んだキャラクターじゃなかったんですけど、「お芝居がすごく好き」って声を掛けてくれて、そんな風に言ってくれる人って貴重だなって思ったし、この人絶対すてきな人だなって思っていました。それが今回、加隈さんがパートナーと聞いて、とっても安心しました。 自分の出すものをいいって言ってくれる人と相性が合わないわけがないし、私も加隈さんの雰囲気もお声も大好きだったので“ぴったり!”って思って、本当にうれしかったです。 そして、ひよりちゃん(河野ひより)も依田ちゃん(依田菜津)も確かに新人さんなんですけど、役者さんとしての芯がしっかり通っているんです。 もちろん、足りないことは私にだってあるし、彼女たちもいっぱいいっぱいで頑張っている状態っていうのがあると思うんですけど、トライの仕方がすごく勉強になるんです。 この人たちは、クレバーだし、きっとこれを1年やったらすごいものを作っちゃうんだろうなという印象です。それを含めて「負けてられないぞ!」って思うし、得るものがいっぱいです。 なので、2人がいなくなるとさみしい(笑)。みんなでいるといくらでも、頑張っちゃうんですけど、1人になるとちょっぴり元気がなくなってしまう(笑)。それぐらい、支えてもらっています。 こんなスピードでチームが出来上がると思ってなかったので、本当に人に恵まれたなって改めて感じます。 ■ お子さまに見せたいアニメナンバー1にしたい! ――今回17作目となりますが、プリキュアシリーズの魅力はどこだと思いますか? いつ見ても、何話を見ても、どのタイミングで見ても絶対に心が元気になるところです。夢と希望が詰まっていて、絶対見た後前向きにしてくれるんです。 でも、だからと言ってうそをついて夢と希望が詰まっているわけじゃなくて、女の子たちが頑張ったことで得られているのが見えるので、私も頑張って夢と希望を集めようと思ったんですよね。 それって、すごくすてきだと思うんです。朝たまたまテレビをつけてちらっと見た人が「あ、なんか今日頑張ろう!」って思えるのはすごい効果ですし、アニメってこうあるべきだよなっていうのを体現している作品だと思います。 ――“癒やし”が一つのテーマになっていますが、悠木さんにとっての癒やしは? うちのネコ…かな。 うちのネコは、肉球を触られるのがすごく嫌いなんですけど、私が疲れて「あしゅ~」って行くと、わざわざ「しょうがねえな」って、手を“みょん!”って出してくれるんです。 それで「ちょっとだけ、触らして~」って触るとすっごく我慢して触らしてくれるんです(笑)。 いつの間にか、肉球を触りたいというよりは私のために肉球を触られるのを我慢しているんだろうっていうのに満たされるんです。「ありがとう!おまえの優しさで私は元気になったよ」ってなりますね。 後は、ゲームも大好きです。アニメだと、見ているとだんだん仕事になっちゃうんですよ…(笑)。 もちろんゲームの声も当てているんですが、ゲームはちょっと違っていて、なんなら声を切って遊べるし(笑)。なので、ゲームは別次元のちゃんとした趣味として遊べるという気がして、ずっとやっていますね。 私は、趣味が趣味じゃなくなる瞬間って何かなと思った時に「無駄じゃなくなったら、趣味じゃない」と思っていて…アニメを見ると(仕事の)“ため”になっちゃうんですよ(笑)。 アニメだと、音や効果音はこう付けるんだ、音響監督〇〇さんなんだって思って、無駄じゃなく“ため”になっちゃうので、趣味じゃないなって思って(笑)。 なので、「無駄なことして~」って思ってゲームをします。趣味に無駄は重要なんです。“生活のためじゃないために頑張る”趣味の良さですよね(笑)。 ――それでは、最後に読者の方へメッセージをお願いいたします。 「お子さまに見せたいアニメナンバー1にしたい」というプロデューサーの気持ちがすごく胸に響いて、一同心を合わせて「どうやったらお子さんの毒にならないかな、どうやったら栄養になるかな」と、いろんなことを考えながら取り組ませてもらっています。 そして、その取り組みは決して大変なことではなく、すごく楽しく作っています。我々も日常から一生懸命、希望や夢をかき集めてきて詰め込んでいるので、ぜひ、多くの方にご覧いただいて、ちょっとでも見て元気になってもらえたらと思います。 「ヒーリングっど・プリキュア」ぜひ、これからよろしくお願いいたします。(ザテレビジョン)

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