「殺害される」虚偽通報の韓国30代女性…妄想の可能性、緊急入院措置
【11月02日 KOREA WAVE】韓国・平沢市(ピョンテクシ)で30代女性がガウン姿で通りに飛び出し「元交際相手たちに殺される」と警察に通報する事件があった。 女性は10月18日午後4時15分ごろ、平沢市内の路上で偶然出会った警察官に「刃物を持った10人以上が私を襲おうとしている」と訴え、携帯電話に証拠の映像や写真があると述べた。 警察は追加の警察官を派遣し、女性の宿泊先に向かった。しかし、防犯カメラなどを確認しても、女性が話したような事態は確認できず、部屋に誰かが侵入した痕跡もなかった。 さらに、女性が「外へ逃げた」という玄関のドアも施錠されており、女性の虚偽通報が濃厚になった。 調べによると、この女性は風俗店で働いており、精神疾患の治療を受けていることが明らかになった。警察は女性が妄想で通報したとみて入院措置を取った。 韓国には自傷や他害の恐れがある人を対象に最大72時間の入院措置をとる制度がある。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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