他のレールに異常みられず 脱線した踏切と同じような条件の場所を緊急点検 JR函館線・貨物列車脱線事故
HTB北海道ニュース
今月16日に発生した北海道・JR函館線での貨物列車脱線事故をうけ、JR北海道はレールが腐食する可能性の高い箇所で緊急点検を行った結果、異常がなかったと発表しました。 16日に北海道・森町で貨物列車が脱線した事故についてJR北海道は著しい腐食によりレールが破断したのが原因である可能性が高いとしています。このためJR北海道は海に近い場所にあり設置から30年以上が経過し、貨物列車が走行するなど事故が発生した踏切と同じような条件に設置されている24か所の踏切を対象にレールの緊急点検を行いました。 点検は22日までに超音波探傷器と目視で行い、その結果異常がなかったことを確認したということです。 また、JR北海道は貨物が走行する区間以外の15か所の踏切にも範囲を拡大して点検を進めていて、来月中旬までに終えられる見込みだということです。
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