3カ月ぶりの愛知ダービー、名古屋ダイヤモンドドルフィンズはホームの利を生かせるか
■名古屋ダイヤモンドドルフィンズvs シーホース三河(@ドルフィンズアリーナ) 第1戦:1月23日18時5分 第2戦:1月24日13時5分 金丸晃輔がBリーグ12月度の月間MVPに 第8節2戦目から第14節まで8勝1敗と好調だった名古屋ダイヤモンドドルフィンズだが、前々節に続いて前節の宇都宮ブレックス戦も連敗。しかしながら、2戦目は残り約4分半時点での10点差を残り8秒で追いついた。最後はフリースローを与えて1点差で敗れたものの、前々節にも第4クォーター終了間際に追いついて延長に持ちこんだ試合があっただけに、粘り強さは発揮できている印象だ。 シーホース三河は前節、川崎ブレイブサンダースと1勝1敗。1戦目は第4クォーターに主導権を明け渡す格好となったが、2戦目は第2クォーターの29得点が効き、粘る川崎に逆転を許さず逃げきった。勝率で並んでいた琉球ゴールデンキングスも1勝1敗に終わったため、西地区首位の座は堅持。バイウィーク中に開催された天皇杯3次ラウンドではその琉球をアウェーで撃破し、ファイナルラウンド進出を決めている。 名古屋Dは現時点でB1最少となる10試合しかホームゲームを消化しておらず、残り33試合のうち20試合をホームで戦えることは好材料。三河が今シーズンアウェーで12勝2敗と大きく勝ち越している点は気になるが、三河のホームで戦った第3節の直接対決では1勝1敗ながら得失点差では名古屋Dが優位に立った。その優位を保つためには、三河のオフェンスを少しでも抑える必要がある。2人加わった特別指定選手を含め、持ち駒をフルに活かしてハードなディフェンスを徹底すれば、一気に星1つの差まで迫ることも十分に可能だ。 文=吉川哲彦 ■ロスター ・名古屋D(ヘッドコーチ:梶山信吾) 小林遥太 齋藤拓実 ジェフ・エアーズ 菊池真人 張本天傑 安藤周人 レオ・ライオンズ 中東泰斗 中務敏宏 笹山貴哉 ジャスティン・バーレル 木下誠 狩野祐介 笹山陸 ※特別指定 坂本聖芽 ※特別指定 ・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一) 川村卓也 柏木真介 カイル・コリンズワース 長野誠史 高橋耕陽 熊谷航 金丸晃輔 根來新之助 シェーン・ウィティングトン 加藤寿一 シェーファーアヴィ幸樹 ダバンテ・ガードナー
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