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世界最速公開!カポーティの未完の問題作に迫るドキュメンタリー

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シネマトゥデイ

 「ティファニーで朝食を」「冷血」などで知られる20世紀アメリカ文学界を代表する作家トルーマン・カポーティのドキュメンタリー『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』が、11月6日より日本で世界最速公開されることが決定した。 【写真】フィリップ・シーモア・ホフマンさんが演じたカポーティ  故フィリップ・シーモア・ホフマンさんが初のオスカーを受賞した映画『カポーティ』でも知られる、トルーマン・カポーティ。本作は、ジャーナリストのジョージ・プリンプトンによる評伝「トルーマン・カポーティ」(1997)を基に、彼の「未完の絶筆」とされている問題作「叶えられた祈り」の謎を紐解くドキュメンタリー。彼の知人や関係者たちのインタビューや秘蔵映像から、流行作家であり、戦後アメリカを代表するセレブリティのアイコン的存在でもあったカポーティの栄光から転落までを追う。

 「冷血」の大成功を経て長年出版が待ち望まれた新作「叶えられた祈り」は、ニューヨークの上流階級の実態を描いた最高傑作となるはずだった。しかし第一章が発表されると、そのスキャンダラスな内容によって激しい論争を巻き起こり、カポーティは社交界から追放され、アルコールと薬物中毒に苦しみ、作品の完成を待たずして1984年にこの世を去った。彼がこの問題作を生んだ真意とは何なのか?

 メガホンをとったのは、オバマ政権時のホワイトハウスでソーシャル・セクレタリーを務めた異色の経歴を持つイーブス・バーノー。作家ノーマン・メイラーや女優ローレン・バコールら当時の取材テープに加え、カポーティの養女ケイト・ハリントン、作家のジェイ・マキナニーやファッション・ジャーナリストのアンドレ・レオン・タリーら、バーノー監督が独自のルートで入手した新たなインタビューから、謎に包まれたカポーティの素顔が浮かび上がる。

 併せて公開された日本版ポスターには、ファッション・アート写真界を代表するリチャード・アヴェドンが撮影したカポーティの写真を使用。「私はアル中である。私はヤク中である。私はホモセクシュアルである。私は天才である。」というカポーティの言葉が添えられている。(編集部・石井百合子)

映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』は、11月6日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次公開

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