マカオ訪問中のロシア人合唱団員が盗んだバイクで消防署へ突っ込む…無免許及び飲酒運転も発覚
マカオ治安警察局は10月3日、同日2日にマカオ半島北部の路上で盗んだバイクを運転して消防署に侵入した後、消防車1台に衝突させた30代のロシア人の男を逮捕したと発表。男は舞台に出演するためマカオを訪問していた合唱団員で、マカオでバイクを運転するのに必要な免許を所持しておらず、飲酒運転だったことも発覚したとのこと。 同局によれば、2日午前10時頃、ロシア人の男が運転するバイクが消防署内に停車中の救援車両に衝突し、車両の一部が破損したとの通報があり、警察官が現場へ駆けつけたところ、バイクを運転していたロシア人の男が酒臭いことから飲酒運転の疑いが生じ、検査の結果、1リットルあたり1.68グラムのアルコールが検出されたという。 男は同局の調べに対し、当日未明にマカオ半島新口岸地区にあるホテルで酒を飲んだ後、ホテルを出て散策している途中の路上でキーの付いた状態のバイクを発見し、ホテルへ乗って帰ろうと考え盗んだが、酒の影響で運転に支障をきたし、消防署へ突っ込むに至ったなどと供述。同局では、男を車両窃盗及び飲酒運転の罪で検察院送致するとした。