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武家茶道、動画で発信 遠州流金沢支部、芸文協HPで来月公開

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北國新聞社

 遠州流茶道金沢支部は19日、市芸術文化振興緊急奨励金を活用し、中村記念美術館耕雲庵(こううんあん)で茶会の動画撮影を行った。来月、県芸術文化協会のホームページ上に公開する。席入りから床の間の拝見、お点前など一連の作法をカメラ前で披露した会員たちは、茶人大名小堀遠州ゆかりの武家茶道の発信に期待を込めた。

 前田家14代藩主慶寧(よしやす)筆の軸をはじめ加賀藩ゆかりの茶道具や遠州好みの茶器などを取り合わせた。参加は最小限の会員11人に絞り込み、検温や消毒、茶道具の拝見は手に取らずに一定の距離を置いて鑑賞するなど、感染対策を徹底して行われた。

 撮影は、金沢学院大芸術学部の越田久文准教授ゼミの学生が担当。亭主と客との挨拶、お点前、拝復など茶席の流れを映像に収めた。

 支部の茶会は2月の初釜以来。茶席を担当する予定だった6月の百万石茶会、10月の金沢城・兼六園大茶会など県内の大寄せ茶会は軒並み中止となった。席主を務めた平木宗孝金沢支部相談役は「茶会に行ったことがない方にも興味を持っていただき、茶道文化の普及につなげたい」と話した。

北國新聞社