ドジャース編成本部長、佐々木朗希は「最優先事項」 10月に来日視察 パ軍監督に負けじと熱烈ラブコール「世界一の投手になれると信じている」
大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が10日(日本時間11日)、ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手について言及した。 大リーグの球団幹部と関係者、代理人らが一堂に会するウインターミーティング。開催地のホテルの一室で佐々木の移籍先有力候補に挙げられているドジャースの編成部門最高責任者が熱烈ラブコールを送った。 10月初めに来日して同投手の登板を視察しているフリードマン氏は、この日朝に交渉が解禁となった佐々木を「間違いなく最優先事項」と表現。「彼は世界一の投手になりたいと話しており、私たちは彼にはその力があると信じている」などと熱く語った。 前日にドジャースの対抗馬と目されているパドレスのシルト監督が記者会見で、本拠サンディエゴの生活環境と球場の雰囲気の良さ、チームの強さなどを挙げ、「多くの理由から私たちは(佐々木獲得に)良い位置にいると感じている」と自信。ダルビッシュ、松井、野茂の名前を出して日本との関係を強調したばかりだった。 多くの米メディアが佐々木の獲得は確実と予想されているドジャース。前日に日米メディアの取材に応じたロバーツ監督とゴームズGMは佐々木の質問に対して一様に口を閉ざしたが、この日は一転しての猛アピールだった。