神経質な日本株相場で堅調期待の「消費関連」好調3銘柄
春の空気が満ちてきた一方で、晴れ模様とはいえない。そんな空気感の日本株相場で、堅調な推移が見込まれる消費関連銘柄に注目してみた(写真:ブルームバーグ)
4月7日の東京株式市場は、前日のアメリカ株式市場でダウ平均株価が小幅続伸したことや、日経平均株価が前日まで大幅続落して2日間で800円を超える急落となっていたことへの反動もあり、反発してスタートした。ただ、買い一巡後は今夜のアメリカ3月雇用統計の発表を前に買い手控え姿勢が強まり、上昇幅を縮小した。日経平均の終値は前日比45円高の2万7518円で小幅反発となった。 来週(10~14日)は、現地時間12日発表のアメリカ3月消費者物価指数など、主要な経済指標の動向を横目ににらみながらの神経質な推移となりそうだ。アメリカの景気減速懸念の高まりには注意したい。 ただ、日経平均は今週後半に大幅安したことで売り圧力は一巡しており、一部に押し目買いの機運が浮上しそうだ。来週の日経平均の想定レンジは2万7100~2万7800円とする。
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冨田 康夫