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ズバリ、「今年の漢字」はこれだ! 2019年の出来事から推理する

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 平成から令和に時代が移ったこの1年はどういった年だったのか。ニュースを振り返りながら「今年の漢字」を占ってみたい。   5月1日をもって即位された天皇陛下は学者としての一面を持っている。「水に関する問題」をライフワークと位置付け、英国オックスフォード大では18世紀のテムズ川の水運を研究。その後も折に触れて、国際会議に参加したり、関連施設の視察に精力的に取り組んだりしている。  台風15号、19号は堤防を決壊させるなど大きな被害を引き起こした。「水」や「風」に襲われ「泥」にまみれた被災者の思いは、いかばかりだろうか。だが、ボランティアらが手がけたブルーシートの「波」は「絆」を象徴していた。  12月に入り残念なニュースが飛び込んできた。アフガニスタンで長年にわたり1600本もの井戸を掘り「水」を確保し、用水路や農地の整備に取り組んできた中村哲医師が銃撃され亡くなった。地域に溶け込み貧しさから抜け出すことの手助けに尽力した貴重な人を失った。

 水は生きるのに欠かせず、使い方によってはエネルギーや交通にも活用できる。だが、いったん牙をむくと人間には制御できない猛威を振るう。そんな水の二面性を見せつけた1年と言え、「今年の漢字」に推したいと思う。  そのほか、1年を象徴するような漢字は以下の通りだ。  京都アニメーションへの放火殺人事件には驚かされた。燃えさかる「炎」などで36人もの優秀なアニメーターらが犠牲になった。容疑者の動機は測りかねるが、その心の「闇」は深そうだ。火事と言えば首里城火災もあった。闇では、お笑い芸人の闇営業も話題になった。  今年、一世を風靡(ふうび)したのは何と言ってもラグビー・ワールドカップ(W杯)だろう。各地のスタジアムは超満員。「俄(にわか)」などとやゆされることもあったが、繁華街はジャージーに身を包んだファンであふれた。中でも日本代表の「桜」のエンブレムは愛らしいと好評だった。  政界でも「桜」が大きな問題となった。誰を呼んだかさえ不明朗な安倍首相主催の「桜を見る会」問題はまだまだ尾を引きそうだ。同会への「反」社会勢力の出席疑惑や、失言を連発して更迭された桜田五輪相もいた。

 東京・池袋では、90キロを超えて横断歩道に突入し母子が死亡したとして88歳の旧通産省工業技術院元院長が書類送検されるなど、高齢者らの「暴」走事故が相次いだ。  「少」子化はいっそう進み、今年の出生数は87万人を下回る見込み。秋の味覚サンマの水揚げも過去最低の見通しだ。消費税は8パーセントから10パーセントに。こづかいが少なくなるのは間違いない。  一方、吉野彰さんのノーベル化学「賞」受賞など明るい話題もあった。  「今年の漢字」は京都市の清水寺で12日午後2時に発表される。(共同通信=中村彰)

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