「町田瑠唯はアシストトップ10に入ってくる」。WNBAミスティックスは4勝1敗の好成績
日本時間5月18日のダラス・ウイングス対ワシントン・ミスティクスの一戦は、ミスティクスが84-68で快勝。今シーズンの成績を4勝1敗とした。町田瑠唯はベンチから16分30秒の出場でフィールドゴール6本中3本を成功させて6得点、1リバウンドを記録。町田はミスティクスが消化した5試合すべてに出場。この試合の直近2試合はスタティングガードのナターシャ・クラウドが欠場したことによりティップオフからコートに立っていた。 この試合ではアシストは記録できず、1試合平均3.2本とアベレージを下げたが、町田に期待されるスタッツであることには違いない。ミスティクスのマイク・ティボーGM兼HCは試合前の会見で町田瑠唯のパフォーマンスに言及、最終的に今シーズンはアシストランキングでトップ10に入ってくるだろうとの期待を語った。 「今シーズンを終える頃には、彼女とナターシャがトップ10に入っていると思います。どちらかはたぶんトップ5で、もう一方もそれに近い数字になるでしょう」 とのコメントからは、町田が活躍することに対しての自信の大きさがわかる。 「ほかの皆が安定してショットを決めるようになってくれば、それと(チームとしての)ターンオーバーを減らすことができれば、二人ともアシストの本数が上がってきます。私たちはここまでの試合で、ターンオーバーが多いことでフィールドゴールアテンプトが少ない状態です。だから間違いなくアシストは上昇しますよ」 ミスティクスは前対戦、13日のウイングスとの試合でターンオーバーを18記録しており、それが大きな要因となって84-96で今シーズン初黒星を喫していた。ティボーGM兼HCがターンオーバーを気にしているのは、この試合での数字が気になっているからだと思われる。 その試合で8得点にキャリアハイの7アシストを記録した町田個人に関しても、開幕デビュー以来パフォーマンスが明らかに上向いていることもあり、期待値も遠慮なく高まっていくのだろう。 オリンピックで一試合最多アシストを記録した町田瑠唯
柴田 健 / 月刊バスケットボール