「Mrs of the Year」岩手大会受賞者が表敬訪問 日本大会へ意気込み語る
ミセスコンテスト「Mrs of the Year」岩手大会の受賞者2人が10月8日、内館茂盛岡市長を表敬訪問した。(盛岡経済新聞) 「Mrs of the Year」は、女性の活躍推進や地方創成を目的に掲げ2021年から開催されている。全国47都道府県で予選を行い、外見の美だけではなく、地域の社会貢献や社会問題に自主的に取り組む姿勢などの内面の美を総合的に評価する。 岩手大会は8月25日に盛岡市内で行われ、書類選考を通過した11人のファイナリストが参加。盛岡からは4人が出場し、全員が入賞した。入賞者のうち、20歳~42歳の既婚女性が参加する「ブリリアント部門」グランプリの藤田瑠美さんと、61歳以上の既婚女性が参加する「エターナル部門」グランプリの松尾陽子さんが表敬訪問した。 出場を決意した時の家族の反応について内館市長に聞かれた松尾さんは「何を言っているんだという反応だった」と振り返り、「還暦を過ぎ、さまざまな悩みを抱える中で、自分を変えたいと思って挑戦した。レッスンに取り組んでいるうちに家族からも『生き生きしてきたね』と声をかけられて、応援してくれるようになった」と振り返った。 藤田さんは「家族のサポートと応援があって受賞できた。『やるならば上を目指し、本気でやる』と家族みんなで大会に向かっていた。大会に出場したことを通じて、何事もまずはやってみよう、自分がどう変わるかなと楽しんで取り組めるようになった」と話す。 2人は11月3日・4日に東京で行われる日本大会に進出。県内からは岩手大会の入賞者4人と、東北大会の男性部門受賞者2人の計8人が出場する。現在はウオーキングやスピーチのレッスンに励みながら、大会に向けて体に気を付け、気持ちを高めているという。 藤田さんは「思い出づくりにならないよう上位を目指す」、松尾さんは「年齢ではなく、いくつになっても輝けるエイジレスの考え方を伝えたい」とそれぞれ意気込む。 内館市長は会社員から市長になった自身の経験を踏まえ、「自分で言うのは何だが、市長になってから見た目が良くなったと言われる。誰かの前に立つ、見られる機会が増えることは変化につながる」と話し、「自分で前に行くことも大切で、チャレンジすることは大事」と2人を激励した。
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