北海道・東京・愛知・大阪・兵庫・沖縄への訪問「慎重に検討し、場合によって控えて」 長野県が基準見直し 人口10万人あたり15人超の地域が対象
全国で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあることを受け、長野県は24日、新規感染者が直近1週間で人口10万人当たり15人を上回った地域への訪問について、「慎重に検討し、感染リスクが高い状況を避けられない場合は控える」よう県民に呼びかけていくことを決めました。 県は、これまで、直近1週間の新規感染者が人口10万人あたり5.0人を上回った地域への往来について、「必要性を慎重に判断」するよう呼び掛けてきましたが、全国で新規感染者が増加していることを受け、呼びかけの基準を見直しました。 そして、24日からは、人口10万人当たり15人を上回った地域への訪問について、「慎重に検討し、感染リスクが高い状況を避けられない場合は控える」よう呼び掛けることにしました。対象となるのは、北海道、東京都、愛知県、大阪府、兵庫県、沖縄県の6都道府県です。 また、人口10万にあたり5.0人を上回った地域については、訪問する場合「基本的な感染防止策を徹底し、感染リスクの高い場所への訪問を控えるなど、慎重に行動」するよう呼び掛けています。対象は、岩手県、宮城県、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、岐阜県、静岡県、三重県、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県、岡山県、山口県、愛媛県、宮崎県の18府県です。 なお、長野県の新規感染者数は、23日現在、人口10万人当たり6.57人となっています。