東邦銀白河支店移転オープン エネルギー消費ゼロ店舗 福島県産木材使用、相談機能充実
東邦銀行は9日、福島県白河市の白河支店を同市新白河1丁目の同行旧白河西支店跡地に新築移転オープンさせた。 新店舗は鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約1028平方メートル。「ZEB(Net Zero Energy Building)」仕様の建物で、省エネと創エネにより建物の一次消費エネルギー消費量がゼロになる。同行によると、ZEB認定店舗は東北地方に本店を置く金融機関では初めて。店内のカウンターなどに県産木材を使用しているほか、来店者のスペースを広げ、コンサルティング(相談)機能を充実させた。 オープニングセレモニーを現地で行った。佐藤稔頭取が「『すべてを地域のために』の理念の下、地域貢献に力を尽くす」とあいさつした。鈴木和夫市長が祝辞を述べた。佐藤頭取ら関係者がテープカットし、完成を祝った。 白河支店は白河西、白河市役所両支店を引き継ぐ。窓口営業時間は平日午前9時から午後3時まで。ATMは平日、土日、祝日ともに午前8時から午後9時まで。