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「自前の社員だけの企業」と「外部人材を活用する企業」…リスクが大きいのはどちらか?

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PHPオンライン衆知

新型コロナウイルスが世界を大きく変え、私たちの生活を変え、職場での働き方も変えた。 この大きな変化は企業における「人材マネジメント」のあり方に多大な影響を及ぼしている。社員やメンバーをどうモチベートし、育成し、企業活動を力強く円滑に導くのか…。激変する環境の中で頭を悩ませている人は多いだろう。 企業と社員、組織と人を取り巻く環境は大きな変化の途上にあり、誰にも正解がわかる状況ではない。まさに企業の経営者も人事部も、そこで働く社員もみな、手探りしながら考えている、という状況だ。 人材マネジメントの新しい潮流をふまえて解説した『この1冊ですべてわかる 人材マネジメントの基本』より、人材活用方法に起こりつつある変化に触れた一節を紹介する。 ※本稿は、『この1冊ですべてわかる 人材マネジメントの基本』 (日本実業出版社刊)の内容を抜粋・編集したものです。

VUCA 時代での人材自前主義リスク

現代の社会環境は「VUCA」(ブーカ)と表現されます。これは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という4つのキーワードの頭文字からとった言葉で、あらゆるものを予測することが困難な時代であるという意味です。 ビジネスの世界においても、産業によって程度の差こそあれ、急激な構造変化は、現在進行形で進んでいます。そうした環境下では、企業の経営戦略には柔軟性が求められます。 人材戦略も環境変化が前提となります。経営戦略の実現に必要とされる人材のスキルも、常に変わり続けることを前提とすべきです。 新卒・中途で採用した社員を、自社内で育成して戦力化していくことはもちろん必要です。その一方で、自社内での育成は、現行の社内のロールモデルのような人材を増やす方向性になりやすい、ということを認識しておく必要があります。 自社内のロールモデルが、事業環境の変化を乗り越えて活躍できるとは限りません。人材自前主義にこだわりすぎることは、VUCA時代においては経営リスクを高めることにつながります。

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