RIP SLYME・RYO-Z、師匠タモリの言葉が歌詞のモチーフに!?「“昼呑みのススメ”じゃないけど…」
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」。5月14日(土)の放送は、RIP SLYMEのRYO-Zさん、ILMARIさん、FUMIYAさんが登場。5ヵ月連続リリースのこと、さらにはニューシングル「Gentleman」について語ってくれました。
◆メンバーが明かす、5年間のモラトリアム
――RIP SLYMEは5ヵ月連続リリースの第1弾「Human Nature」で活動を再開しました。新曲は約5年ぶりですけど、その間も制作をしていたのですか? RYO-Z:していましたよ~。 ILMARI:ひたすらデモを作って。 ――どこかのタイミングでリリースをする気持ちで? ILMARI:曲はめちゃくちゃ作っていたから、いっぱいあるんですよね。だけど、FUMIYAが(作りすぎて)トラックに飽きちゃっていないかがちょっと心配で。 FUMIYA:(作り始めてから)4年ぐらい経っているので。やっぱり、4年前の曲を聴くと、自分のなかで“また新しいのを作りたいな”っていう気持ちになりましたね。 ILMARI:ただ、作り続けていたからこそ“また次も作ろう”と思って作れるんですよね。まるっきりブランクがあると、たぶん取りかかるのにも時間がかかっちゃう。だから、この後も新曲を作っていってもいいかなみたいな。 ――どのくらいストックがあるんですか? RYO-Z:5万曲ぐらい? FUMIYA:いや、1,000万曲……(笑)。 ILMARI:いやいや、絶対にウソつくだろうなって分かってたもん(笑)。 FUMIYA:だって(本当の数を)言ったら“大して多くねぇなぁ”って思われちゃうから(笑)。 ILMARI:これで「30曲」って言っても“普通だな”って思っちゃうからね(笑)。
◆新曲はRYO-Zのテーマソング、昼呑みのススメ!?
――なぜ5ヵ月連続でリリースをしようと思ったんですか? RYO-Z:曲の鮮度があるから“早く出していかないと”っていうのがあります。あとは、連続でリリースすることで勢いも出てくるし、その曲たちを聴いていただいたうえでライブにも遊びに来てくれたら、僕らの今の感じをまとめて表現できるし、ちゃんと見てもらえるかなって思って、5ヵ月連続という形でやっていきます。 ――配信だから作ってすぐにリリースできるわけですけど、反応を見ながら作っていくこともありますか? FUMIYA:そうですね、それもあります。 ILMARI:“今あるストックから、次は何を出したらいいかな?”とかね。 RYO-Z:DJ的な感覚ですね。 ――その第1弾「Human Nature」の反応はいかがでした? RYO-Z:ジョージが一番に反応してくれたよね(笑)。あれは本当にうれしかった。でも別にこっそり出すつもりはなく、さりげなく配信するつもりだったんだけど、そうしたら各方面から……それこそラジオ関係者の方が「番組に来てくれ」と言ってくれたり、ライブのオファーもあったり、それはすごくうれしかったですね。 ILMARI:友達からLINEとかもけっこうきましたね。「いいね!」っていう連絡が。 ――第2弾「Gentleman」が5月14日(土)に配信リリースされました。これはどういう曲になりましたか? RYO-Z:これはね……ほぼ僕の私生活を歌っているような(笑)。 ILMARI:一応、RYO-Zくんのテーマソングなんですよ。 RYO-Z:そうなんです。僕の師匠・タモリさんの言葉で「暗くなってから(お酒を)呑んでいるのは素人。玄人は明るいうちから呑むんだよ」っていうのがあって、“昼呑みのススメ”じゃないけど、そう教えていただいて。 それで、真っ昼間からグズグズになっているんだけど、酔っているふうに見られたくないから“酔っていませんよ、別に”みたいな。それが僕のなかでは「Gentleman」っていう(笑)。 ILMARI:これ、(5ヵ月連続リリースの)セカンドで出してよかったのかな(笑)。流れが間違っていたら、次の曲、3発目でちょっと……。 RYO-Z:巻き返しますんで(笑)! ILMARI:でも、勢いはあります(笑)。 (TOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」2022年5月14日(土)放送より)