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韓国与党、地方議会の常任委員長も独占

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朝鮮日報日本語版

 4月の総選挙を経て巨大与党となった共に民主党が独走する中、7月から下期が始まる地方議会でも民主党が議長、常任委員長ポストの独占に乗り出している。特に与野党の議席数が大差ないか、野党議席が一定水準を超える地方議会でも民主党がポスト独占に動いており、対立が相次いでいる。議席比率に従い、野党にも常任委員長ポストを分配してきた慣例まで黙殺されている。野党が獲得すべき最小限のバランスやけん制機能がなくなり、民主主義の原則が崩壊しているとの指摘だ。  本紙の取材を総合すると、全国17の広域議会のうち民主党が多数を占める15の議会では、99ある常任委員長のポストで野党への割り当てが江原道で1、慶尚南道で2、済州道で2にすぎない。6月末までに一部の広域自治体、基礎自治体の議会では議長、副議長、常任委員長の選出を終え、残る議会でも7月初めに選出を行い、下期の任期が本格スタートする。  蔚山市議会は23日、統合党議員の反発で小競り合いが起きるなどした末、民主党が議長、第1副議長、常任委員長5ポストを独占した。慶尚南道巨済市議会では上期に野党に配慮した1ポストを含め、常任委員長3ポストを民主党が独占しようとしている。全21議席のうち統合党が8議席を占める江原道春川市議会も民主党が議長、常任委員長の6ポストのうち、民主党が上期の4ポストより多い5ポストを獲得しようとして野党の反発を買っている。野党議員は「過半数の議席で議員の構成を独断で決定することは民主主義の根幹を揺るがす横暴だ」と批判している。

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