アートな洗練を添えるロエベ──2024年、真夏のスタイリングを格上げするアクセサリー
ぱっと見は定番デザインのリングも、実はアートな仕掛けがあるなど、意外性のあるデザインが楽しいロエベ。年齢問わず、長く愛せるようなアクセサリーが多く揃う。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
使いやすくてタイムレスなアートピース
誇張されたシルエット、幾何学的な柄などを、ハイウエスト&ワイドなトラウザーズでまとめたロエベの春夏コレクション。アクセサリーもクラフツマンンシップとプロポーションへの挑戦がうかがえる。ブランドロゴをバーコードのように引き伸ばしリングにしたものや、定番のシグネットリングもボリュームの強弱で見せてくれる。秋冬の新作も織り交ぜて紹介する。 ■シグネットリング スターリングシルバーを用いた、シンプルなシグネットリング。クラシックなデザインを、ロエベならではのフィルターを通してモダナイズさせた。全体的にボリュームを持たせ、トップはオーバルな形が際立つよう、ぷっくりと丸みをつけている。飽きのこない、タイムレスな洗練を感じる逸品だ。 ■アナグラム ペブル ネックレス スターリングシルバーを、ガルバニム仕上げでゴールドに加工したネックレス。先端にはラピスラズリを採用した、どこかレトロでファンタジックなデザインとなっている。ジョイント部分は、ロエベのアナグラムが刻印されたペブルを採用。華奢なチェーンと存在感のあるラピスラズリとペブルのコントラストが秀逸だ。 ■キーホルダー 2024-25年秋冬メンズコレクションからの新作。アーティスト、リチャード・ホーキンスとコラボレーションしたレザーキーホルダーだ。カラフルなペインティングで知られる彼らしく、「Anxious Love(不安な愛)」というワードを明るい文字色で表現。極端に長くしたフリンジも、ヒネリとエレガンスが同居していて、これまた強烈なインパクトを残す。 ■グラフィック リング 溝がいくつも掘られたようなデザインのリング。実はこちら、ブランドロゴをバーコードのように引き伸ばしたデザインで、横から見ると「LOEWE」の文字がはっきりと目視できる。一見するとボリューミーなリングだが、実は繊細なグラフィカルが際立つデザインなのだ。 ■ロエベ ジャパン クライアントサービスTEL:03-6215-6116
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)