日本で無双だった井川慶氏がヤンキースで2勝に終わった理由「この日に5分だけ投げてくれと…」
阪神、ヤンキースなどでプレーした井川慶氏(45)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。日本球界で無双した左腕が移籍したヤンキースで2勝に終わった原因を振り返った。 【写真】井川慶のキャッチボールを視察に来たヤンキースのレジェンド、マリアノ・リベラ(右) メジャーで一番驚いたこと、を聞かれた井川氏。「自由度が少ない」と厳格な管理下に置かれたことで調整がうまくいかなかったと明かした。 2003年の20勝など阪神で5年連続2桁勝利。阪神2度のリーグ優勝に貢献し、ポスティングでヤンキース移籍した。 ところがメジャーでは2年間で2勝に終わる。 「キャンプで日本は球数とかある程度は自分で決められる。メジャーはこの日に5分だけ投げてくれ。この日バッティングピッチャーやってくれ」と全部決められる。 井川氏は「自由度が少ない。調整方法が変わってしまうので、(状態が)上がりきらないうちに(シーズンに)入ってしまう」と振り返った。 「もっと投げたい」と訴えたが、ヤンキース上層部からの回答は「お金払ってるのはウチだからウチの言うことを聞いてくれ」 結局、管理下に置かれて不完全燃焼のまま日本球界に復帰することになった。