Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

通常授業を再開も…学生は学習と就職活動の遅れを心配 静岡福祉大

配信

静岡朝日テレビ

 休校やオンライン授業が続いていた大学で、通常授業が再開されました。キャンパスで過ごす生活は戻りましたが、学生に残っているのは学習と就職活動の遅れです。

実技の授業多く、在宅では限界が… 学習の遅れ懸念

●授業で… 「きょうの授業と来週の授業に関わるプリント。それぞれ密にならないように1枚ずつとってお持ちください!」  プリントの手渡しは避け、三密を避けるために間隔を空けて着席。感染への警戒を続けながら静岡福祉大学の授業は再開しました。 大学2年生:「やっと、大学2年生になれたなと思った。(在宅学習では)体で覚えるというところがある科目なので、イメージができにくかった」  午前は、介護福祉士の資格をとるための授業です。このカリキュラムでは半分ほどが実技だといいます。先月からレポートやオンライン授業で代用してきましたが、在宅でできることには限りがあり、大学側は学習の遅れを懸念しています。 木下寿恵 社会福祉学部准教授:「やはり、学ぶ内容が少なくなっていると感じる。少なくなっていた部分を対面授業で踏まえながら進めていきたい」  介護などの実技の授業は後期に組み替えて対応します。また、接触する人数を減らすため、これまでの4人1組から2人1組に変えるということです。 木下准教授:「人に対して、どのように介助すればいいかは、イメージだけでは難しい部分があるので、実技は少なからず必要」

企業の採用の遅れが就活生に影響

 授業の遅れに加えて、学生や職員が頭を悩ませるのが就職活動です。 担当職員:「自己PRとか、どんな仕事したいのかとか」  先週初めて面接を受けたという就活生は…。 4年生:「3月の解禁時期に活動しにくい状況だったので、まだ就職活動している実感がない。このままでいいのかなという先の見えない不安を感じている」  エントリーした会社の採用試験は次々に延期となり、この学生が試験を受けたのはまだ1社だけです。リクルートキャリアの調査によりますと、今月1日時点で内定が決まっている学生は、前の年の同じ時期と比べて13・4ポイント低い56・9%。新型コロナ感染拡大で、企業の採用が遅れていることが、就活生に大きな影響を与えています。  そこで大学は新たな取り組みを始めました。 根方ゆき乃記者:「先月からウェブでの相談会も始めました。ウェブ面接の練習もできるということです」  パソコンを新たに1台導入し、就活のサポートを強化しています。 太田晴康学長:「新型コロナで非常に不安に思っている学生もいるが、支援を教職員全員がする。安心して夢に向かって羽ばたいてほしい」