吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文2)2人の処分を撤回
引退はせず、謝罪会見をしたいという要望を伝えられた
ところが翌17日になって、宮迫さんについては引退意向ではあるけれども、亮さんについては引退したくないという意向を承りました。昨晩の話とも少し違っていましたので、あらためてお2人の考えを整理してお伝えくださいといったことを先方弁護士に伝えました。そうしたところ数時間後にご連絡いただき、今度は2人とも、宮迫さんも含めて2人とも引退はしたくないと、単なる謝罪会見をしたいんですという要望を伝えられました。 弊社としては7月18日、このようにちょっと二転三転している状況もありましたので、このまま会見できる状況でもないと。しかも新たな反社会的勢力との関与の疑惑に関する記事が発売されるということもありましたので、単なる謝罪会見でなかなか納得できないのではないか、世間も納得されないのではないかと考え、どうしても謝罪会見をやりたいのであれば引退をするか、契約解消の上で自分たちだけで会見を実施するということを選択してくださいという旨の書面を送付いたしました。 そうしたところ、その日中に宮迫さんと亮さんが会社に突如来訪されました。一度面談させてくださいという話でございました。顧問弁護士と私とで面談をさせていただいたところ、弁護士については辞任いただきましたと。ここまでごたごたになってしまっていることを謝罪させてくださいというお話を承りました。会社の考えとしては先に書面で送ったとおりの内容どおりですが、引退会見をするか契約解消の上、自ら会見をされるかといったことをあらためて説明させていただきました。ただ、この際お2人の復帰ということも見据えると、当社としては引退という選択がお2人にとって良いのではないかと、そういうお話もお伝えさせていただいたところ、お2人からは引退を選択するということの意向を受けました。当初想定していた19日までの会見実施に向けて、その準備に入りましょうということで、一度その場は終了いたしました。 当社ではすでにこの時点で会見会場というものを予約、押さえておりましたので、具体的な会見の準備、打ち合わせについては8時めどに集まってやりましょうと、また連絡しますという話をさせていただいておりました。そのため7時30分ごろ、19時半ごろですがお2人、宮迫さんに連絡したところ、会社には行きません、引退については撤回する、契約解消を希望する、本当にごめんなといった話を言われました。