AKB48小栗有以、1st写真集で水着姿の撮影に初挑戦「すごくソワソワしちゃいました」
AKB48の小栗有以が1st写真集「君と出逢った日から」を小学館より発売。1月23日に発売記念イベントが開催され、イベント前には記者会見が行われた。 【写真を見る】初の水着姿やすっぴんの写真も披露 同作は小栗自らの希望で沖縄で撮影。「普段は見られない素顔」をテーマに、また「初恋の人とのひと夏の思い出」を裏テーマとした1冊となっている。 会見では、10代最後の姿が収められた写真集の撮影エピソードなどを小栗がたっぷりと語った。 ■名刺のような1冊になるのかなって、うれしい気持ちになりました ――初の写真集を出せると聞いて、どう思いましたか。 写真集を出すことに憧れはあったし、自分だったらどういうことをしたいかなって考えたりしました。でも、写真集といえば水着というイメージがあって、今までやったことがなかったので、そこにちょっと不安はありましたね。今回の写真集では自分の好きなことややりたいことをリクエストさせていただいて、不安なことは取り除いて臨めたので楽しく撮影できました。 ――発売が発表されたときのファンの方やAKB48のメンバーからの反響は? ファンの方は楽しみに待ってくださる方が多かったです。メンバーもSNSとかで喜んでくれましたね。岡田奈々さんが「ゆいゆいのゆいゆいだ!」って反応してくださったり(笑)。皆さんが楽しみにしてくださっているのが伝わってうれしかったです。 ――出来上がった写真集を手にして、今はどんな思いですか。 お店に並んでいるところを見て、私にとって名刺のようなものになるのかなと思うと、すごくうれしい気持ちになりました。 ――もう写真集を見せた方はいらっしゃいますか。 一緒にラジオをやらせていただいている野性爆弾のくっきー!さんとか、テレビ番組でMCをされている鈴木拓さんにはお渡ししたんですけど、恥ずかしくて「後で見てください」って言ってしまったので、感想は聞けてないんですよ(笑)。近々お会いしたら、お聞きしたいですね。あとは指原莉乃さんにもお渡ししたいなと思ってます。 ■沖縄ではいろんな動物たちとの出会いもありました ――沖縄での撮影は小栗さんのご希望だったとか。 やっぱり初めての写真集は明るいイメージにしたいなと思って、南の島を選びました。沖縄は3回目でしたけど、観光はしたことはなくて、今回の写真集は初めて充実した3泊4日になりました。 ――ズバリ、今回の写真集のテーマは? 「素顔」がテーマです。アイドルをしていると曲のイメージで歌っているので、素顔をお見せする機会があまりなくて。最初は緊張して、なかなか素顔が出せないんじゃないかと思ってたんですけど、実は表紙の写真は1日目の最初の撮影だったんですよ。初日からリラックスして撮影ができたので、しっかり素顔が写っているんじゃないかと思います。 あとは「初恋の人とのひと夏の思い出」という裏テーマもあったんですよ。久しぶりにおばあちゃんの家に行ったら初恋の人と会って、一緒に時間を過ごすっていう。そういうイメージを持ちながら、撮影に臨んでいました。見ている方にもキュンキュンしてもらえたらうれしいなって思います。 ――小栗さんの初恋の人は? 幼稚園の時ですね。同級生のかわいらしい男の子でした。スポーツができて、周りからも注目されていた男の子で。一緒に紙芝居を聞いたりしてました(笑)。 ――写真集でどうしてもやりたかったことはありましたか。 初期の頃からワンちゃんと撮影がしたいですって言ってたんですよ。でも、なかなかかなわなくて。今回やりたいことをやっていいよって言っていただいたので、真っ先にそれを言いました。 あとはネコちゃんとの思わぬ出会いもあって、いろんなところに写っていたりとか、ヤドカリさんに出会ったり、ヤギさんに出会ったりしたので、そんなかわいい動物たちにも注目してもらえたらうれしいです。 ――お気に入りの写真はありますか。 テーマが素顔ということで、朝早く沖縄の商店街で撮影していた時に、歩いていて振り返った瞬間に撮っていただいた写真です。不意打ちで撮られた感じですね。三つ編みの髪形も私のリクエストです。 ――他にお気に入りの写真は? ツインテールの写真は20歳になってもできると思いますけど(笑)、10代のうちに撮っておきたいなと思ってお願いしました。背伸びした私も、10代らしい私もお見せしたいなと思って、いろんな髪形をしてます。 ■「根も葉もRumor」のおかげで体をきれいに絞れました ――初の水着撮影はいかがでしたか。 今まではどうしても日焼けしてしまうので、全身黒タイツで海に入っていたんですけど、久しぶり…というか、ほぼ初めて肌に何もない状態で地に舞い降りました(笑)。 すごくソワソワしちゃいましたけど、水着を着て、髪の毛をポニーテールにして、シュシュを着けてもらったら、思わず体が動いちゃって、頼まれてもいないのに「ポニーテールとシュシュ」を踊っちゃいました(笑)。それくらいノリノリで撮影ができました。 ――初水着に備えて、準備したことは? 撮影時期がちょうど「根も葉もRumor」のリハーサルのときで、毎日レッスンや筋トレをしていて、体がきれいに絞れていたなと思います。 ――他に初めての挑戦はありましたか。 すっぴんの写真です。このエピソードはずっと言いたかったんですけど、初公開します(笑)。日の出を撮影しようということで早起きして待ってたんですけど、岩に座っていたら頭から波をかぶっちゃったんですよ。髪も顔も衣装も濡れちゃって。薄いグレーの衣装だったんですけど濡れちゃったので、海に浸して濃いグレーにしちゃいました(笑)。結果的にいい写真になりましたね。 ――ステージ上に大きな麦わら帽子がありますね。 写真集と言えば、キラーショット…何かドキッとする1枚があるっていうイメージだったんですよ。何かそういうショットを入れたいなと思って、この大きな麦わら帽子で何かしら…ドキッとするショットを撮ったので、チェックしてほしいです。 ――読者プレゼント用にグラスを作ったそうですね。 1st写真集は特典もスペシャルなものにしたいなと思って、琉球グラスを一から作らせていただきました。上から見ると、ハート型になってるんですよ。ちょっと難しかったんですけど、気持ちを込めて作ったので、ゲットしていただいた方には大切に使っていただきたいです。 ――20歳を迎えて1カ月。何かインパクトのある出来事はありましたか。 やっぱり、この写真集ですね。発売日当日に渋谷のHMVさんに来させていただいたんですけど、大きなパネルを飾ってくださっているのを見て感動しちゃって、朝早かったんですけど、目がバキバキに覚めました(笑)。東京以外でもパネル展を開いていただいているので、皆さん機会があれば行ってみてください。私も全店舗行きたいです! 取材・文=青木孝司