横浜が強豪校対決を制す 最速151キロの1年生右腕・織田翔希が明徳打線を2安打完封/神宮大会
明治神宮野球大会第2日(21日、横浜2-0明徳義塾、神宮))17年ぶり4度目の出場となった横浜(関東)は5年ぶり9度目の出場の明徳義塾(四国)に2ー0で勝利。強豪校同士が激突した初戦の注目カードは横浜に軍配が上がった。最速151キロ右腕の織田翔希投手(1年)が126球を投げて2安打無失点で完封した。 降りしきる雨と寒さが襲う厳しい環境の中、1年生が神宮のマウンドで躍動した。大事な初戦の先発を任された横浜・織田は、切れのある直球と変化球を巧みに操り、緩急を使って明徳打線に仕事をさせない。守備陣も三回1死二、三塁のピンチで、三塁手・為永が三邪飛をスライディング捕球。タッチアップした三走を本塁で刺す好プレーで得点を与えなかった。 全国大会デビュー戦となった1年生。見事な投球で勝利を手繰り寄せ、「あまりいい状態ではなかったが、バックがしっかり守ってくれたので、自分もこういう結果につながったと思う。自信満々に決めた球をしっかり投げられた」とうなずいた。