田川寿美、「時代と融合した新しい演歌を伝えていきたい」40代最後のバースデーライブ
演歌歌手の田川寿美(49)が23日、東京都内で「田川寿美スペシャルライブ~Happy Birthday~」を開催した。 22日が誕生日でデビュー33年目を迎えた集大成のステージ。39枚目となる新曲「悲しいめぐり逢い」や「女人高野」、ギターの弾き語りで「地上の星」(中島みゆき)や「負けないで」(ZARD)、さらに「異邦人」(久保田早紀)もカバーするなど全17曲を披露した。 田川は「今日のテーマはノスタルジー。ミリオンセラーが出た時代の歌は複雑じゃなくて核というものがシンプル。シンプルだけどこんなにも人の心に訴えるすばらしさを皆さんと共有できたら」と楽曲構成に込めた思いを吐露。40代最後の抱負を問われると「演歌は少々隅に寄っているような気配もありますが、時代と融合した新しい演歌を伝えていきたい意欲がある49歳です」と意気込んだ。 誕生日には12歳の息子が友だちと小遣いを出し合ってサプライズのバースデーケーキを買って祝ってくれたという。田川は「ちょっと感動しました。いつの間に育ったんだろう」と喜んだ。
中日スポーツ