K-1カルロス菊田プロデューサーが退任

　12月14日（土）東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO～FINAL～』の一夜明け会見が、15日都内にて行われ、カルロス菊田K-1プロデューサーが本日付けで退任することを発表した。後任は宮田充Krushプロデューサーに決定、宮田PはK-1とKrushを兼任する形となる。 【フォト＆動画】カルロスPと宮田Pがガッチリ握手、会見映像も 　会見に出席したカルロスPは「23年24年に世界中を周って体感したのですが、日本の格闘技には非常に大きなビジネスとして、そしてプロモーターとしてのポテンシャルがある。格闘技のマーケットで最大の企業はUFCという団体で、売上は2,000億くらい。そのほとんどをアメリカ国内で稼いでいます。彼らの売上を分析してみると、やはり日本の格闘技にはまだまだチャンスがある。UFCよりも大きな団体へと、格闘技のマーケットを作る可能性があるのではないかと思いました。この2年間を通してきた感想です」と、日本格闘技に可能性を感じているという。 　そして、会見に同席した宮田Pには「このまま世界に向けて日本の格闘技を発信して、世界最大の格闘技になっていただければなと思っております」と期待の言葉をかけた。 　今後については「海外のビジネス、一部K-1のお手伝いをすることになると思います。今日の25時、BAYFM『K-1 Bonの部屋』で今後どのようなことをしていくのかに触れていますので、そちらの視聴もよろしくお願いします。今後ともK-1の応援をよろしくお願いします」と締めくくった。 　後任の宮田Pは「カルロスさんが2023年の7月に就任されて、そこから1年半弱。新しいK-1を打ち出していく中で、カルロスさんとの仕事はすごく楽しかったし、今年も多くの海外大会を開催できました。カルロスさんの功績は大きかったと思います」と振り返り、今後も「昨年掲げた『K-1 REBIRTH』の精神は変えずに、突き進んでいきたいと思っています」とした。 　6年ぶり2度目となるK-1プロデューサー就任にあたっては「初心を忘れずに頑張っていきたい」と述べた。 　また、2025年のK-1大会スケジュールについて、2月9日に国立代々木競技場第二体育館、5月31日に初進出となる横浜BUNTAI、7月13日マリンメッセ福岡で行うことを改めて告知。 　さらに、9月7日には国立代々木競技場第二体育館での開催が決定した。