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「緊急地震速報」頻発…避難所で必要なコロナ対策は「垂直避難」 障害者の“身体に触れる”サポートは

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ABEMA TIMES

■障害者の“身体に触れる”サポートは

 NPO法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」は11日、災害時に避難所での感染拡大を防ぐため、避難所の運営者や避難する人たちのためにまとめた「新型コロナウイルス 避難生活お役立ちサポートブック」を公開した。その中で、避難所の「ゾーニング」を示し、症状がある人や持病のある人は専用の教室、一般の人は体育館などの区分けをすることで、新たな感染リスクを減らすとしている。  避難所での感染対策について、障害のある家族との日々をつづったエッセーが話題となった作家・エッセイストの岸田奈美氏は「これまで避難所と言えば、体育館のイメージがあったが、教室で分けると聞いてなるほどと思った。避難所に対して『感染しそうだから怖い』『行くのはやめておこう』と思う人はいると思うので、できる限りの対策を考えて、運営者も避難者もどういう行動がリスクを減らすことができるのか、正しく情報を身につけておく必要があると思った」と話す。

 過去に障害者への対応に関するマニュアル作成に関わっていたという岸田氏。いま支援が足りない部分については、「百貨店やホテルでは、歩けない高齢者や目の見えない方、車椅子の方が来られた時に、障害者差別解消法に則って、腕や体を支えたり、車椅子を押すなど基本的に“体に触れて対応する”ことをガイドラインにしている企業が多い。今も障害のある方がスーパーに行った時に、従業員の方がサポートのためには体に触れないといけないということで、混乱が起きているという話も聞く」と明かす。  その上で、今後については「一部の企業では、サポートが必要な方が入れるよう時間を分けたり体温検査を徹底したりなど、少しずつできている部分はあると思う。そういった良い事例をみんなが実践できるように、いかに発信していくかが大事だと思っている」と述べた。 (ABEMA/『けやきヒルズ』より)

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