スピードで日本新連発 クライミング野中生萌「記録に残せてうれしい」
18日、スポーツクライミングの「スピードジャパンオープン」(岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場)が行われ、予選で東京五輪女子日本代表の野中生萌選手が、自身の持つ日本記録(8秒20)を2度塗り替えました。 突起物をつかみながら高さ15メートルの壁を登るタイムを競うスピード種目。練習ではすでに7秒台を出せていたという野中選手は予選の1本目、日本人初の7秒台となる7秒95をマーク。 しかし驚いた様子を見せなかった野中選手は、その後の2本目、更新したばかりの日本記録をさらに塗り替える7秒88をマークし、1日に2度日本記録を更新する快挙を成し遂げました。 これに野中選手は、「本番でも7秒台を出したいとずっと思っていた。今回記録に残せてうれしいです」とコメントしました。 野中選手は今大会を東京五輪に向けての調整の場と捉えており、決勝は辞退しました。 写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ