Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

ロングアイアンはなぜ難しい? どう打てば良い? まとめて解説

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
みんなのゴルフダイジェスト

使いこなすことが難しく、敬遠されがちな「ロングアイアン」。そもそも何番からがロングアイアンなのか。また、ロングアイアンが難しいとされる理由とはなにか。メリットや打ち方についても、まとめて解説。

ロングアイアンとは何番を指す?

アイアンの中でもロフト角が立っていてシャフト長が長く、飛距離の出る番手のことをロングアイアンと呼ぶ。 「何番から何番までがロングアイアンだ」という厳密な定義はとくにない。かつては4番アイアンより上の番手がロングアイアンとされていたが、現代のクラブは一昔前と比べてロフト角が約1番手ほど立つ設定となっている場合が多いので、それも過去の話。ここでは5番より上の番手をロングアイアン、6~7番がミドルアイアン、8番以下をショートアイアンとする。 多くのアマチュアにとってロングアイアンは「難しいクラブ」という認識だろう。とくにロフトが立っているぶん高さが出にくいのがネックだ。ウッド類に比べてヘッドが小さいので芯が狭く、なおかつクラブ自体の長さもあるため、番手通りの高さや飛距離を出すにはスウィングの正確性とヘッドスピードがより求められるクラブと言える。

クラブの歴史をみても、かつてはアイアンのラインナップは1番からだったが、ボールが柔らかくスピン量の多い糸巻きから、反発が強くスピン量も少ないソリッドボールに変わったことで、ロフト角15度程度ではボールが上がりにくく、扱いづらいことから徐々に市場から淘汰されていった背景がある。 次いで同じ理由で2番アイアンが、さらには3番アイアンが姿を消していき……という具合で、近年メーカーが発売するアイアンセットは5番から、それよりも上の番手はラインナップされていてもバラ売りのみ、というケースが多い。

さらに、ロングアイアンのロフト帯である17~23度に相当するユーティリティやショートウッドが浸透したことも大きい。 ユーティリティに関してはアイアンの形状を保ちつつ、ヘッドサイズを大きくすることによって重心位置を深くして、ボールを上げにくい、ミスに弱いというロングアイアンの欠点を解消したアイアン型、ウッド形状でよりヘッドサイズが大きくなり、ボールが上がりやすさが増したウッド型の2種類がある。いずれも重心位置が深くできるぶんミスに強く、ボールも上がりやすくなっている。 加えて、ロフト角を通常よりも立たせて飛距離性能を高めたストロングロフトアイアンの台頭も相まって、アイアンは6番から、あるいは7番からというセッティングも今では一般的となりつつある。 実際に女子プロでも6番から、7番からという選手はザラで、ロングアイアンが担っていた飛距離はユーティリティやショートウッドで埋めている。アマチュアに比べて技術的にはるかに上のプロゴルファーがそうなのだから、我々がロングアイアンの扱いが難しいと感じるのはむしろ当たり前と言えるだろう。

【関連記事】