実は整理収納は”ある順番”通りに実行しないと成功しない!?プロが教える整理収納の基本
おうち時間の長い今、部屋の片づけに奮闘されているかたも多いのでは? しかしやみくもに片づけもなかなか上手くいかないもの。 実は、整理収納はある順番どおりに実行しないと成功しません。 今回は、最初から収納用品を買いに走る人は要注意!整理収納の順番と基本理論を教えてもらいました。 【画像】実は整理収納は”ある順番”通りに実行しないと成功しない!?プロが教える整理収納の基本 <教えてくれた人>miokoさん…8坪の狭小住宅3階建てに、家族4人で住みシンプルライフをめざす整理収納アドバイザー。宅地建物取引士の資格も持つ。
そもそも片づけが必要?
どこまで片づいた状態だったら納得できるか、感じ方には個人差があります。多少散らかっていても本人が何も困っていなければ片づけは必要ないのかもしれません。どんな状態をゴールにするのか、どんな暮らしが理想なのかは人それぞれ。まずは片づけの目的・目標を明確にすると最後まで挫折することなく片づけることができます。 片づけの必要性を感じなくても、探しものが多くなってきたら黄色信号。ものを管理できていないサインです。探しものをする時間は人生の中で非常にムダな時間。大切な時間をムダにしないように片づけと向き合いましょう。
順番通りに進めることで上手くいく
片づけは以下の順番で行います。 【1】整理(不必要なものを手放す) 【2】収納(使うものを使いやすく収める) 【3】片づけ(使ったものを元に戻す)
【1】整理
まずは使っていないものを手放すことからスタート。ものが多いと以降すべてのハードルが高くなります。片づけたい場所のスペースのものをすべて出し、明らかにゴミだと判断できるものを取り除いた後にものを以下の3つのグループに分けます。 (1)今ここで使っているもの (2)使わないもの (3)保留のもの 1つのものの判断は5秒以内。しかし1つ1つのものと向き合います。捨てない理由を考えているといくら時間があってもたりません。迷ったときは片づけの目的を思い出しながら仕分けをするとサクサク進むはずです。 (1)は元の場所に戻す (2)は手放すか他の使う場所に移動 (3)は保管期限を設けて保管し、その後 【捨てる】【売る】【譲る】などで手放します。 (半年から1年後に判断する)