Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

感染不安が生んだ「消毒おばさん」「家から出ないおじさん」の大迷惑

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
マネーポストWEB

 こんな“衝撃シーン”に出くわした人もいる。

「向かいの奥さんが散歩後の犬の頭に消毒スプレーをかけているのを見てしまって。まるで動物虐待みたい。もう少し、違うやり方があるんじゃないかな」(東京都・55才・会社員)

“消毒おばさん”が出現するのは、家の外だけではない。家族がすっかり変わってしまった、と嘆くのは東京都の男性会社員だ。

「今年の4月頃から、妻の手が荒れて、出血しているんです。どうも一日に何十回も手洗いや消毒をしているみたいです。『そんなに気にしなくてもいいんじゃないの』と伝えたら『あなたは危機感が薄いのよ!』と逆上されて。ぼくは妻が心配で言っただけなのに…。もうなにも言えません」

 迷惑なのは近くにいる家族だけではない。離れて暮らす家族からも攻撃が。

「義理の母から『自転車に乗る前にはハンドルとサドルを除菌して』『玄関のドアノブだけじゃなく、鍵の部分も忘れずに』など、毎日のようにLINEのメッセージが届きます。注意してくれるのはありがたいのですが、あまりにしつこくて…。返事しないわけにもいかないし、悩ましいです。“遠隔消毒おばさん”には、本当にうんざりです」(静岡県・37才・主婦)

自宅にひきこもる“おじさん”も深刻

 新型コロナへの過度な防衛は消毒だけに限らない。徹底的にひきこもる、“絶対に家から出ないおじさん”も家族にとっては迷惑だ。

「友人の夫が仕事を辞めたそうです。まだ50才くらいで、教育関係の仕事をしていたのですが、うつされたりうつしたりしたらと思うと仕事どころじゃないと言い出して。友人が励ましてもダメでした。

 友人は仕事から帰宅すると、玄関で衣類を全部脱いでお風呂場へ直行するよう夫に言われているようです。その間に、自室から夫が出てきて、友人の靴の裏を消毒したり、洗濯できない上着に除菌スプレーをたっぷり吹きかけるそうです」(神奈川県・53才・主婦)

 それでも、2人が納得しているならまだいい方だ。静岡県で、一家で自営業を営む女性は、夫の豹変ぶりに頭を悩ませている。

【関連記事】