<映画「ゆるキャン△」>花守ゆみり×東山奈央 実家のような安心感 大人になったなでしこ リンが見せる変わらない表情
あfろさんのマンガが原作のアニメ「ゆるキャン△」シリーズの最新作「映画『ゆるキャン△』」(京極義昭監督)が、7月1日に公開される。「ゆるキャン△」は、女子高生たちがキャンプをしたり、日常生活を送ったりする様子を緩やかに描いたアニメ。「映画『ゆるキャン△』」は、大人になった各務原なでしこ、志摩リンらが再集結し、キャンプ場を作ることになる。なでしこ役の花守ゆみりさん、リン役の東山奈央さんに「映画」の収録、見どころを聞いた。 【写真特集】花守ゆみり×東山奈央 「ゆるキャン△」コンビ 可愛すぎる!写真を一挙公開
◇大人になって変わったこと 変わらないこと
--なでしこは大人になり、東京のアウトドア店で働いています。
花守さん まず、働いていることにびっくりしました。彼女たちの高校生の日常にちりばめられていたものが、今の職業にもつながっているんです。なでしこは、やっぱりキャンプが大好きで、キャンプギアを販売する仕事をしていて、彼女の個性でもある人の顔をちゃんと見てお話しできるところが、仕事にも生きています。彼女らしい職業に就けていると感じました。ちゃんとシュラフを干せる場所で一人暮らしをしているんです。やっぱり、なでしこはキャンプが大好きなんですね。そういう細かいところが描かれているのがうれしかったです。
--リンが名古屋の小さな出版社に就職していることに驚いたファンも多かったようです。
東山さん 私たちの知らない彼女たちの数年間がありますが、みんなが社会人として頑張っている姿を見て、それぞれが“らしく”生きてきたから、今があるんだなあ……という歩みを感じました。最初は、知らない人みたいになっちゃっていたら……とちょっと緊張してたんです。でも、その不安は一瞬でなくなりました。みんな変わっていなくて、大好きなみんながここにいる! みんなとの再会がすごくうれしかったです。変わらない部分がありながら、しばらく会っていないうちにそんなことがあったんだね!と社会人としての新たな一面もたくさん見えてきて、会話の中で、みんなのこれまでの歩みをちょっとずつ知っていき、同窓会で再会したような気持ちになりました。いつの間にか「ゆるキャン△」のキャラクターたちは、私にとって良き友人になっていたんです。そんな気持ちにもなれるような再会でした。