映画「あの人が消えた」どこまで話せる？！伏線回収トークイベントに出席した（左から）水野格監督、高橋文哉、染谷将太

　俳優の高橋文哉（２３）が２７日、東京都内で行われた主演映画「あの人が消えた」（水野格監督）どこまで話せる？！伏線回収トークイベントに共演の染谷将太（３２）とともに出席した。 　配達員と次々と人が消えるマンションの住人たちが織りなす先読み不可能なミステリー。 　公開から１週間が経ち、周囲の反響を聞かれた高橋は「親戚からどんどん展開が変わっていくのが面白かったけど、気づいたら最後泣いてたって、すごいうれしい感想くれるじゃん！って」と語るも、肝心の伏線についての言及はなかったそうで「伏線には興味ないのかもしれない」とこぼし、会場の笑いを誘った。 　一方で、同作には妻で女優の菊地凛子（４３）と夫婦で出演した染谷は「家族もそうですし、パパ友からも見ましたよって言われて、（伏線について）ものすごく問い詰められました」と苦笑いで明かし、「自分でも回収しきれてないところがあるので、今日は皆さんと一緒に回収できたら」とほほ笑んだ。 　さらにＳＮＳでの感想にも目を光らせていたという高橋は「もう誰もネタバレを言ってなくて、優しい世界だなって。僕らが１～２カ月ぐらいかけてネタバレだけはやめてくださいって言ってたのが実ったなっていうのもうれしかった」と声を弾ませ、「ネタバレをしない程度に作品の核に触れるような感想もいただいたり、優しい世界に生まれてよかったな」と笑顔を見せた。