J2降格の鳥栖が監督交代…木谷監督退任で前C大阪の小菊氏が新指揮官に「多くの笑顔と感動をお届け出来るよう、闘ってまいります」
サガン鳥栖は14日、監督交代を発表した。 木谷公亮監督(46)が今シーズン限りで退任となり、今シーズンまでセレッソ大阪を指揮していた小菊昭雄氏(49)が新監督に就任する。 なお、木谷氏に関しては現時点で役職は決まっていないものの、クラブに残留することになるという。今後の役職については改めて発表される予定だ。 鳥栖は、就任3年目の川井健太前監督の下で今シーズンをスタート。しかし、明治安田J1リーグで7勝2分け16敗の降格圏19位に低迷。7月に同監督を解任すると、後任指揮官にテクニカルダイレクター(TD)の木谷監督を据えた。 11月・12月の4試合で3勝1敗の戦績を残し、木谷監督は11月・12月度のJ1リーグ月間最優秀監督賞を受賞したが、チームは最下位でJ2降格となった。 そして、来シーズンに1年でのJ1復帰を目指すクラブは、前セレッソ指揮官を新指揮官に招へいする決断を下した。 小菊氏は1998年のU-15コーチ就任からC大阪ひと筋の指導者キャリア。2021年8月にレヴィー・クルピ監督解任のタイミングでコーチから昇格。 4季目の指揮となった今季はクラブ創設30周年の節目で、J1初優勝を掲げたが、チームは10位フィニッシュ。天皇杯とルヴァンカップも敗退し、シーズン無冠となった。 小菊氏は新監督就任に際して以下のコメントを残している。 「来シーズンからサガン鳥栖の監督として、指揮を執らせていただきます小菊です。監督オファーをいただいた際、クラブからの非常に熱い想いに心が揺さぶられました。感謝の思いと同時に、明るい未来を確信しました」 「今シーズン、皆様が経験された悔しい思いを、私もセレッソ大阪時代に経験しました。そこからファミリーが一丸となって這い上がり、クラブ・選手が大きく成長してきた時間を共に過ごさせていただきました」 「その経験を糧に、来シーズンは必ず目標を達成し、多くの笑顔と感動をお届け出来るよう、闘ってまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます」
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