「ほんとにホッとした」「HTは相当厳しい感じで…」“立役者”の三笘薫が劇的逆転勝利後に明かした本音。「分かり合える」と称えた同僚は?【現地発】
「怪我をしないで試合に出続けるのは大事」
明らかに変化が必要な展開で、指揮官は後半開始から左サイドバックにフェルディ・カディオグルに代えてぺルビス・エストゥピニャンを投入。結果から言えば、この交代が奏功した。エストゥピニャンが左サイドに張る場面が増えたことにより、三笘がより中央に入り込んでトッテナムの守備陣を錯乱し、それが反撃の狼煙となったブライトンの1点目につながった。 後半開始からわずか3分後。エクアドル代表からのスルーパスを受けた三笘が鋭いクロスを中央に流し込むと、このボールをディスティニー・ウドギが右足でクリアを試みたが空振り。ファーポストで待っていたヤンクバ・ミンテが左足で鮮やかにゴール右隅に叩き込んだ。 56分には、自らシュートを試みる場面も。ウェルベックからのパスに反応した三笘はエリアすぐ外から左足で強烈なシュートを放ったものの、惜しくもゴールキーパーのグリエルも・ヴィカーリオに阻まれてゴールにはならなかったが、さらにチームに勢いをつけるプレーとなった。 迎えた58分。三笘の動きを熟知するエストゥピニャンが、内側に絞った“パートナー”の足もとにボールを入れると、三笘はディフェンダー2人に囲まれながらもタイミングよくジョルジニオ・ラターへラストパスを送る。これを左足で落ち着いて決めて、2ー2の同点弾となった。 久々にフィットしたエストゥピニャンとの左サイドでのコンビネーションについて、三笘は「分かり合える部分が多いし、守備の強度のところも素晴らしい。前線で待っていればボールをくれる場面も多かったですし、オープンになったところでは彼のランニングが活きる。1点目もぺルビスとの連携ですし、そこは良かったなと思います」と話した。 完全に流れを掴んだブライトンは、66分にウェルベックがヘディングゴールを叩きこんで逆転劇を完結させる。「相手の守備の強度というか、集中が切れたのはすごくあると思いますね。1点入ってからのサポーターの声援もすごかった」と振り返った。 この日は2節以来となるアシストを記録。数字に見える形で結果を残したが、本人は「まだまだですね。まだ1得点・2アシストは少ない」と満足からはほど遠い様子だ。 「やり続ければついてくると思いますけど、怪我をしないで試合に出続けるのは大事かなと思います」
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