【巨人】原辰徳監督に聞く…中山礼都の成長に「かなり前半使ったという部分を栄養にしてくれた」
◆JERAセ・リーグ 巨人7―0阪神(4日・東京ドーム) 巨人がコロナ禍を乗り越え、待望の後半戦初勝利だ。先発の山崎伊織投手(23)が阪神相手に自己最長の8回を投げ、3安打無失点、無四死球と圧巻の内容で3勝目。自ら適時打も放ち、主力を欠くチームに17日ぶりの白星をもたらした。打線は2回に、中田翔内野手(33)の先制二塁打からの4者連続適時打など、一挙5得点。7回には丸佳浩外野手(33)の7年連続となる20号ソロでダメ押しした。弾みをつけ、5日からは首位・ヤクルトとの敵地3連戦に臨む。 ◆原辰徳監督に聞く ―主力の救援陣も調整が進んでない選手が多い中で、山崎伊が8回まで投げたのは大きかった。 「まったくその通りでね。球数的なことも考えながら、8回を投げ抜いてくれたことは非常にチームにとっても大きい。彼にも大きくなってもらいたいね」 ―2回に連打。7月17日以来のスタメンとなった中山に貴重な一本が生まれた。 「非常に良かった。思い切りもいいし、守備力も、かなり前半使っていたという部分をしっかりと栄養にしてくれてるなという感じがするね」 ―丸は7回にダメ押しソロで7年連続20発を達成。 「本当にコンディションの作り方が見事だね。頑健な体、ゲームに出るということに対して調整の仕方、頼もしい選手だね」
報知新聞社