記録的な雨で被害を受けた国頭村で県が説明会 浚渫工事が行われず川が氾濫 住民たちが県を批判
沖縄テレビ
11月に記録的な大雨に見舞われた国頭村の比地区で県は13日、氾濫した河川に関する説明会を開きました。 住民からは県の対応を批判する声が多くあがりました。 11月に本島北部をおそった記録的な大雨の影響で比地川が2度氾濫し、多くの住宅が浸水被害を受けました。 国頭村は県に対して、川底の土砂を取り除く浚渫工事を豪雨が発生する前から3度要請していましたが工事は行われませんでした。 説明会で県は、緊急性や費用の観点から比地川は他の河川よりも工事の優先順位が低く、2026年度に着手する予定だったと説明しましたが、住民は納得せず県の対応を批判しました。 県職員: 危険性とか緊急性で判断してるんですが… 住民: 緊急性って、もう氾濫直前の状態を2年間続けてきてるんですよ。(工事を)申請してるのに、優先順位が上がらない理由が分からない 比地区の大城健治区長は「県の説明に憤慨している」と怒りをあらわにし、来月予定されている2回目の説明会には玉城知事の出席を求めました。
沖縄テレビ