鹿島、中後雅喜コーチが監督に就任「残り6試合を勝利のために…」 本山雅志&羽田憲司両コーチが新監督を支える | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】鹿島アントラーズは10月9日、同月6日に契約を解除したランコ・ポポヴィッチ前監督の後任として中後雅喜コーチが監督に就任したことをクラブ公式サイト上で発表した。 中後コーチが鹿島の新監督となった。 鹿島は10月6日、クラブ公式サイト上でポポヴィッチ監督との契約解除を発表。解除理由について「今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果」とした。 ポポヴィッチ前監督の後任人事が注目されたなか、現役時代の2005~2008年に鹿島でプレーし、2024シーズンから同クラブでコーチを務めていた中後氏が監督に就任。新監督は鹿島のクラブ公式サイトをとおして「まずはチームのために走る、戦うという、クラブが今まで大切にしてきた基礎を改めて徹底し、全員が同じ方向を向いて戦うために意識を合わせていきたいと思います。どんな状況でも勝利を目指し、一体感を発揮することがアントラーズの伝統であり、強みなので、自分たちにフォーカスしながら、ファン・サポーターの皆様とともに今シーズン残り6試合を勝利のために戦っていきます。応援、よろしくお願いします」とコメントした。 また、同サイトは本山雅志アカデミースカウト、および羽田憲司氏のコーチ就任を発表。さらに、中田浩二プログループマネージャーがフットボールダイレクターに就任することも併せて発表している。現役時代に鹿島で背番号「10」を背負った本山新コーチは「中後監督のサポートとともに、監督と選手の橋渡し役になることが求められるので、コーチとしての役割をしっかり果たせるよう頑張ります。アカデミースカウトと兼務にはなりますが、アントラーズの勝利に貢献するため、自分の持っているすべてを捧げたいと思います」とコメントしている。 今季、鹿島は明治安田J1リーグで15勝8分9敗の4位。首位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「12」と、逆転優勝は非常に難しい状態となっている。