【実録】小学3年生の娘に「友だちと映画に行くから6000円ちょうだい」と言われました。友だちはみんな持ってくるそうですが、高額すぎませんか? チケット代は「1000円」程度ですよね?
いくらなら納得できる?
それでは、一体いくらだったら適切なのでしょうか。 子どもだけで、大きなお金を持たせて遊びに行かせることが気になる反面、少しずつ自立させていくことも大切。そんな葛藤の中で、適切な予算について、わが家なりに3つのプランを考えてみました。 1 映画とおやつだけ 2000円程度 (チケット1000円+ポップコーンとジュース1000円) 2 1にランチを追加 3500円程度 (2000円+ランチ1500円) 3 1にランチと交通費を追加 4000円程度 (2000円+ランチ1500円+交通費380円) ※1と2は親が送迎するため、交通費はかからない想定 映画を見た後にグッズがほしくなる気持ちも分かるのですが、今回は映画を楽しむことに集中してもらうよう提案しました。最初は「でも……」と渋る娘でしたが、お金の使い方や友だちとの付き合い方について、親子でよく話し合いました。 結果として、行く予定の商業施設が学区外だったこともあり、今回の友だちとの映画鑑賞は見送ることになりました。娘にとっては、外出やお金の管理について、より深く考えるきっかけになったようです。
まとめ
小学3年生の映画鑑賞。6000円という金額に驚いたものの、その内訳を聞き、子どもの成長を実感しました。結局このときは映画には行かなかったのですが、予算や内訳について娘と話し合うことができ、お金の価値や使い方を考える貴重な機会となりました。 このことがきっかけで、学校外で子どもが友だちと過ごす際は、各家庭の金銭感覚の違いが交友関係に影響することにも気づきました。似た価値観を持つ家庭の子ども同士で交流を深めるほうが、より自然で無理なく楽しめるのかもしれません。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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