４連覇を決めたソフトバンク・工藤監督（左）をたたえる巨人・原監督

◇25日　SMBC日本シリーズ第4戦　ソフトバンク4―1巨人（ペイペイドーム） 　ソフトバンクが4年連続11度目の日本一となった。2年連続無敗での日本シリーズ制覇は史上初の快挙。工藤公康監督（57）の一問一答は以下の通り。 【写真】密つくらず…円になって万歳するソフトバンク ―今の心境は 　「正直ほっとしています。同時にうれしく、てうれしくて。地元福岡でこうして日本一になることができて最高です」 ―試合を振り返って 　「このシリーズで初めて先制されたけど、柳田君がすぐにホームランをうってくれて、あれで一気にベンチの雰囲気も選手の勢いも変わり、これでいけるんじゃないかという空気にしてくれた。ナイスホームランだと思います。甲斐のリードも素晴らしかったなと思います。投手陣もよくリードに応えくれて、シーズン以上の投球をしてくれたと思いますので、本当にみんなよく頑張ってくれた」 ―パ・リーグでは史上初の4年連続日本一 　「昨年日本一になって、4連覇を目標にした。ことしは苦しいシーズンの始まりだったけど、そういう中でも勝ってくれて、リーグ優勝してくれた。4連覇の目標が現実味を増してきた中で、このシリーズでこんな素晴らしいプレーをしてくれた選手に感謝です」 ―大変なシーズンでした 　「今年は多くの方の支援がなくては、われわれは開幕することすらできなかったと思います。医療従事者、NPB、球団、ファンのみなさまが、勇気や元気を与えてくれたことが、この勝利につながった。ファンのみなさんと一緒に日本一になることができて、本当にしあわせです。ありがとうございました」