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ロッテの強さは本物か? レジェンドOBが 分析も「予感はまったくなかった」

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ロッテが開幕から好調を続けている。開幕戦はソフトバンクに敗れたものの、2戦目以降は破竹の8連勝を達成。現在(7月3日終了時点)楽天とともに首位に立つなど、パ・リーグの台風の目になりつつある。ストーブリーグでは福田秀平、美馬学のふたりをFAで獲得するなど、大型補強を敢行。ドラフトでも4球団競合の末に佐々木朗希を引き当て、例年以上に注目を集めているロッテだが、はたして今シーズンの強さは本物なのか──? 球団歴代最多の228セーブを誇り、"幕張の防波堤"の異名をとった小林雅英氏に聞いた。 佐々木朗希の163キロを捕った男の真実。 指が裂けたのはフェイクニュース ―― 今シーズン、ロッテは8連勝して首位に立つなど、好調を続けています。シーズン前に予感はありましたか。 「それがまったくないんです(笑)。大型補強をしたとはいえ、昨シーズンの上位3球団(西武、ソフトバンク、楽天)との差があると考えていたので......」 ―― あらためて開幕ダッシュを決めた要因はどこにあるのでしょうか? 「NPBで実績のある(ジェイ・)ジャクソン、(フランク・)ハーマンが加入し、抑えの益田直也と7、8、9回の"勝利の方程式"が確立したことだと思います。今のところ、投げているボールの質もいい。私が投手コーチをしていた2015~2018年は、なかなかうしろが固定できずに苦しみました。今年はうしろ3枚が安定していることで、チームとしてプランが立てやすくなったことが好循環につながっています」

―― 優勝した2005年も、薮田安彦さん、藤田宗一さん、そして小林さんの"YFK"と呼ばれたリリーフ陣がフル稼働しました。 「今の野球は、セットアッパーとクローザーに好投手を擁するチームが優勝争いをしていますよね。とくに近年はその傾向がより強くなっています。2005年の時は役割分担がしっかりできていたので、登板前の準備がしやすかった。だから、いいパフォーマンスが発揮しやすい。そういう一人ひとりの役割がはっきりしているチームは強いですよ。  欲をいえば、この3人に左投手がひとりでも絡んでくるとよりいっそう強力になるでしょうね。パ・リーグは左の好打者が多いですから、彼らに対して勝ちゲームのワンポイントで投げてくれるような......。松永(昂大)あたりがその役割をやってくれると、もっと楽になる」 ―― 小林さんから見て、クローザーの益田投手はどのように映っていますか。 「チームの中心であるという自覚が出てきたと感じていますね。オフに残留を決めて、今シーズンにかける思いも強い。オリックス戦ではジャクソンがクローザーを務めた試合がありましたが、個人的には抑えは日本人のほうがいいと思っています。将来的なチーム編成を考えても、益田で固定できたら大きい。立場を任されることで選手は成長しますし、益田にはクローザーを任されるだけの能力があるので期待しています」

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